◯『浮世絵師便覧』p234(飯島半十郎(虚心)著・明治二十六年(1893)刊)
〝繁尚(シゲヒサ) 京師祇園社に同社弁に旅所の額あり、扁額軌範に出つ、◯延宝〟
◯『浮世絵備考』(梅山塵山編・東陽堂・明治三十一年(1898)刊)
(国立国会図書館デジタルコレクション)(19/103コマ)
〝繁尚【延宝元~八年 1673-1680】
姓氏詳ならず、京都祇園社并に同旅所に、此の人の画きし扁額ありと云ふ〟
△『増訂浮世絵』p70(藤懸静也著・雄山閣・昭和二十一年(1946)刊)
〝京都祇園社に同社と旅所の額があつて、延宝四年丙辰六月吉日絵師繁尚とある〟