☆ 明治十三年(1880)
<六月 生人形(安本亀八・亀治郎)東京茅場町薬師境内>
◯「見世物興行年表」(ブログ)
「生人形 高名真似顔合鑑」摺物 貞泰画 版元不明
〈資料不鮮明だが、署名は「白雪◎貞泰画」(◎は菴か葊か)のように見える〉
☆ 明治十四年(1881)
<正月 生人形(安本亀八)浅草奥山>
◯「見世物興行年表」(ブログ)
「高名生人形 高名真似顔合鑑」摺物 貞泰画 版元不明
〈資料不鮮明だが署名は「白雪庵◎◎画」と読める。この摺物は昨年六月の生人形の摺物とは内容に違い
があるが署名は「白雪庵」で同じ。従って◎◎は貞泰と認めて良いのであろう〉
<六月 剣渡り(篠塚お春)浅草奥山>
◯「見世物興行年表」(ブログ)
「大坂上り 娘 剣わたり・手おどり 篠原春女」摺物 白雪庵直泰画 版元不明
〈「見世物興行年表」には、白雪庵を名乗る二人いる。この白雪庵直泰と白雪庵貞泰である。直と貞はい
ずれかが読み誤りで、同一人物の可能性は高い。しかし本HPはそれを見極めることができなかったの
で、直泰・貞泰それぞれ立項することにした。なお浮世絵関係の事典類にはどちらの名称も見あたらな
い〉