Top浮世絵文献資料館浮世絵師総覧
 
☆ さだひろ しょうこうてい 昭皇帝(三谷)貞広 二代浮世絵師名一覧
〔天保11年(1840)~ 明治43年(1910)3月15日・71歳〕
 ☆ 明治五年(1872)     <正月 生人形(安本亀八)大阪難波新地>  ◯「見世物興行年表」(ブログ)   「口上(略)生人形 細工人安本亀八」摺物 署名「貞広画」板元未詳    ☆ 明治六年(1873)     <正月 足芸(鉄割弥吉)手品(柳川一蝶斎)大阪難波新地  ◯『観物画譜』204(朝倉無声収集見世物画譜『日本庶民文化史料集成』第八巻所収)   「足芸元祖 太夫本 鉄割弥吉 太夫 鉄割熊吉/手品 柳川一蝶斎」摺物     署名「昭皇亭貞広画」版元不明    ☆ 明治七年(1874)    ◯「見世物興行年表」(ブログ)   「戌五月新潟於新湊 フランス人大曲馬」摺物 貞広画    〈「戌」により明治七年する。但し実際にスリエの興行が行われた形跡はないという〉    ☆ 明治十三年(1880)     <正月 珊瑚珠の見世物 大阪難波新地>  ◯「見世物興行年表」(ブログ)   「人気辰年浪花賑」錦絵五枚続 貞広画 版元不明    〈絵柄は見世物の興業風景〉      <十月 珊瑚珠の見世物 浅草奥山花屋敷>  ◯「見世物興行年表」(ブログ)   「珊瑚珠玉細工 十二ケ月詠 太夫本弥光玉・人形細工人山本福松・大江定翁」彩色摺物    貞広画 森井政太郎板    ☆ 明治十五年(1882)     <正月 生人形(安本亀八)大阪千日前>  ◯「見世物興行年表」(ブログ)   「生人形 三府高名真似顔合鑑」摺物 貞広画 板人藤井正太郎    (明治十四年十二月二十五日御届)    ☆ 明治十七年(1884)     ◯『【明治前期】戯作本書目』(日本書誌学大系10・山口武美著)   ◇戯作小説(明治十七年刊)    昭皇帝貞広画『新編淀の車』上下二冊 芳峯・貞広画 宇田川文海校 大阪・駸々堂(合巻)   ◇演劇(明治十七年刊)    昭皇帝貞広画    『真似浪花朝日俤』一冊 貞広画 勝能進報 京都・内藤久人(脚本)    『若緑二葉の松』 一冊 貞広画 勝能進報 大阪・駸々堂    ☆ 明治十八年(1885)    ◯『【明治前期】戯作本書目』(日本書誌学大系10・山口武美著)   ◇翻訳・翻案(明治十八年刊)    昭皇帝貞広画『黄昏日記』一冊 貞広画 醒々居士稿 大阪・駸々堂    (「国立国会図書館デジタルコレクション」)    ☆ 明治十九年(1886)    ◯「国立国会図書館デジタルコレクション」(明治十九年刊)    貞広画『政事家社会』口絵・挿絵 貞広 織田純一郎 駸々堂(初編 10月)     <正月 軽業(足芸・生駒幸蝶一座)大阪千日前>  ◯「見世物興行年表」(ブログ)    歌川貞広画   「子供 足芸 軽業曲独楽」摺物 二代貞広画 版元不明   「軽業曲駒 太夫生駒幸蝶」摺物 署名「◎皇亭貞廣画」版元不明    〈資料不鮮明だが、◎は「昭」か〉  ☆ 明治二十年(1887)  ◯「国立国会図書館デジタルコレクション」(明治二十年刊)    貞広画『通俗国史略』口絵・挿絵 貞広 林正躬 駸々堂(4月)  ☆ 明治二十四年(1891)  ◯『現在今世名家書画一覧』番付 大阪 樋口正三朗編集・出版 明治二十四年十二月刊   (東京文化財研究所「明治大正期書画家番付データベース」)    ※( )は「各派席位混淆」グループ内で字の大きな別格絵師    〝各派席位混淆    東京 久保田米仙  大阪 若林長英(ママ)(東京 大蘇芳年)(大阪 田口年恒)   (大坂 鈴木雷斎)  堺  中井芳滝   大坂 武部芳峰  大坂 藤原信一    東京 哥川豊宣   東京 蜂須賀国明  東京 鍋田玉英  ミヤギ 恩田文舟    大阪 三谷貞広   (大坂 林基春)  (東京 橋本周延)    宮城(ママ)松本芳延  同左 正木国晴   同左 安藤広近〟  ☆ 明治二十五年(1892)  ◯『古今名家新撰書画一覧』番付 大阪 鳥井正之助編 中島徳兵衛出版 明治二十五年二月刊   (東京文化財研究所「明治大正期書画家番付データベース」)    ※( )は同一グループ内で字の大きな別格絵師    〝各派席位混淆     (東京 橋本周延)西京 歌川国峰  西京 三谷貞広 西京 赤井恒茂 宮城 恩田文舟      大坂 田口年恒 堺  中井芳滝  大坂 鈴木雷斎 大坂 林基春  大坂 藤原信一      東京 歌川豊宣 東京 蜂須賀国明 東京 鍋田玉英 東京 梶田英洲(東京 大蘇芳年)〟  ☆ 明治三十五年(1902)  ◯『大日本絵画著名大見立』番付 京都 仙田半助編集・出版 明治三十五年十二月刊   (東京文化財研究所「明治大正期書画家番付データベース」)   〝浮世画 三谷貞廣 大阪三休橋八幡筋〟  ☆ 明治三十八年(1905)  ◯「大日本絵画著名大見立」仙田半助編 明治38年(1905)刊   〝浮世画席不問     大阪三休橋八幡筋 三谷 貞広浮世絵師番付〈本HP「浮世絵事典」の「浮世絵師番付」所収〉  ☆ 明治四十四年(1911)     ◯『増補古今書画名家一覧』番付 大阪 石塚猪男蔵編集・出版 明治四十四年十月刊   (東京文化財研究所「明治大正期書画家番付データベース」)   〝今故浮世絵各派    〔大阪〕三谷貞広  鈴木錦泉 川上恒茂 川崎巨泉 前野春亭 成田雅舟 佐藤美信        長谷川小信 笹木芳光 歌川国松 中浜竹淵 槙岡恒明 石川小陰 槙岡恒房〟     浮世絵師番付〈本HP「浮世絵事典」の「浮世絵師番付」所収〉    ☆ 没後資料    ◯『浮世絵師人名辞書』(桑原羊次郎著・教文館・大正十二年(1923)刊)    (国立国会図書館「近代デジタルライブラリー」所収)   〝貞広 広貞門人、三谷氏、大阪人、天保頃〟    ◯『浮世絵師伝』p76(井上和雄著・昭和六年(1931)刊)   〝貞広 二代    【生】天保十一年(1840)  【歿】明治四十三年(1901)三月十五日-七十一    【画系】広貞門人      【作画期】文久~明治    大阪の人、三谷氏、俗称又三郎、初名広兼、師広貞の遺言によりて貞広と改む。初めは円山派の画師藪    長水に学ぶ所ありき。久しく大阪朝日新聞の挿絵を画けり〟    ◯『浮世絵師歌川列伝』付録「歌川系図」(玉林晴朗編・昭和十六年(1941)刊)   〝貞広門人 貞広(二世)〟
    「歌川系図」    ◯「幕末明治の浮世絵師伝」『幕末明治の浮世絵師集成』p89(樋口弘著・昭和37年改訂増補版)   〝貞広 二代(さだひろ)    三谷又三郎、初め広兼といつたが、師貞広の遺言により貞広と改めた。維新当時の戦争絵を描いた。の    ち大阪朝日新聞の挿絵を長く描く。明治の上方派の浮世絵師、天保十一年生れ、明治四十三年、七十一    才で没している〟    ◯「日本古典籍総合目録」(国文学研究資料館)    収録なし