Top浮世絵文献資料館浮世絵師総覧
☆ おうい かつしか 葛飾 応為浮世絵師名一覧
〔生没年未詳〕 (葛飾栄(エイ)女参照)
   ◯『浮世絵師便覧』p212(飯島半十郎(虚心)著・明治二十六年(1893)刊)   〝応為(ヲウヰ)    葛飾北斎の娘、美人画に巧なり、◯天保、慶応〟    ◯『浮世絵師伝』p24(井上和雄著・昭和六年(1931)刊)   〝応爲    【生】           【歿】    【画系】北斎の女      【作画期】文化~弘化    葛飾を称す、俗称栄、常に父の傍らにありてオーイ/\と呼ばれしより其の発音に因て応爲と号せしな    りと云ふ、初め南沢等明(堤等琳門人)の妻となりしが、睦からずして離別され再び他に嫁せず、安政    四年の夏、家を出でたる侭行く所を知らず、或は加賀金沢に赴きて彼の地にて歿すともいへり、歿年月    は明かならざれども、行年六十七と伝へらる。画風よく父に似たるが、美人画に最も得意とせしものゝ    如く、殊に父の助手となりて描きし春画は、その妙技実に驚くばかりのものあり。また肉筆にて浮絵風    に画きし「吉原青楼夜景の図」あり、頗る異彩に富みしものなり。高井蘭山の作『女重宝記』(弘化四    年版)及び、山本山主人著『煎茶手引の種』(嘉永元年版)の挿画を描く〟       ◯『浮世絵年表』p226(漆山天童著・昭和九年(1934)刊)   「弘化四年 丁未」(1847)   〝正月、北斎の女応為の画ける『女重宝記』出版〟    ◯「日本古典籍総合目録」(国文学研究資料館)    作品数:2点    画号他:栄女・応為・応為栄女    分 類:教育・茶道    成立年:弘化4年(1点)        嘉永1年(1点)    〈二点は、『女重宝記』(高井蘭山作・応為栄女画・弘化四年)『煎茶手引の種』(山本都竜軒著・応為栄女画・嘉永     元年)〉