◯『浮世絵師便覧』ｐ212（飯島半十郎(虚心)著・明治二十六年(1893)刊）
〝興秀（ｵｷﾋﾃﾞ）小本挿画、◯天明〟
〈興秀は奧秀の誤記か。『洒落本大成』第二十三巻「解題」(ｐ404)に〝『面和倶噺(ｱｵﾓﾜｸﾊﾅｼ)』小本一冊。遠楼亭主
人著。奥秀画〟とある。ただ『面和倶噺』は文化三年(1806)刊、飯島虚心は作画期を「天明」としている。「小本」
は洒落本〉
◯『浮世絵備考』（梅本塵山編 東陽堂 明治三十一年(1898)六月刊）
（国立国会図書館デジタルコレクション）（37/103ｺﾏ）
〝興秀【天明元年～八年 1781-1788】其の伝詳ならず、小本の挿絵を画けり〟
◯『浮世絵師伝』p25（井上和雄著・昭和六年(1931)刊）
〝興秀
【生】 【歿】 【画系】 【作画期】天明
小本挿画あり〟