Top浮世絵文献資料館浮世絵師総覧
 
☆ くにまさ ばいどう 梅堂 国政(四代) 浮世絵師名一覧
〔嘉永元年(1848)~ 大正九年(1920)十月二十六日・73歳〕
(歌川国貞三代・豊斎)
 ☆ 刊年未詳    ◯「切附本書目年表」(高木元著『江戸読本の研究』所収・ぺりかん社・1995年刊)   ◇読本(刊年未詳)    歌川国政画    『よし原百人切』玉梅舎國政画・芳虎画(外題)五葉舎萬壽作〔切附本〕    〈この玉梅舎国政が三代目(二代目国貞)か四代目(三代目国貞)か分からないが、参考のため双方に載せた〉    ☆ 明治元年(慶応四年・1868)     ◯「合巻年表」(〔東大〕は『【東京大学/所蔵】草雙紙目録』)   ◇合巻(元治元年刊)※角書は省略    歌川国政画    『新累女子種の花嫁』二編(画)国貞・国政補画(著)河竹案・琴咲綴 蔦屋吉蔵板〔東大〕    (見返しの画工担当)    『釈迦八相倭文庫』五十七編 歌川国貞画 見返し「国政画」万亭応賀作    ☆ 明治二年(1869)    ◯「合巻年表」(〔東大〕は『【東京大学/所蔵】草雙紙目録』)   ◇合巻(明治二年刊)※角書は省略    歌川国政画『八犬伝犬の草紙』五十一編(画)国貞門人国政(著)種彦録 蔦屋吉蔵〔東大・追補〕    ☆ 明治三年(1869)    ◯「合巻年表」(〔東大〕は『【東京大学/所蔵】草雙紙目録』〔目録DB〕は「日本古典籍総合目録」)   ◇合巻(明治三年刊)※角書は省略    歌川国政画    『八犬伝犬の草紙』五十四編(画)国貞門人国政(著)種彦録 蔦屋吉蔵〔東大・追補〕             〈改が明治三年十月〉    『筆廼海四国聞書』十三編 歌川国政画 柳亭種彦作 蔦屋吉蔵板〔目録DB〕    ☆ 明治四年(1870)     ◯「合巻年表」(〔東大〕は『【東京大学/所蔵】草雙紙目録』)   ◇合巻(明治四年刊)※角書は省略    梅堂国政画『鼠祠通夜譚』九編(画)国政(著)竹葉舎 蔦屋吉蔵板〔東大〕     〈明治八年の項『鼠祠通夜譚』九編の再版本解説に、初版は未見としながら「九編初版本には明治四年の改印が押されて      いたと推定しておく」とある。すると同年の八編は芳虎画で九編は国政画ということのなるのだが。芳虎は明治五年に      も合巻を七作品作画しているから、この交代は不自然な気がする。それとも初版は芳虎画となっていたのだろうか〉     ☆ 明治七年(1874)     ◯「合巻年表」(〔東大〕は『【東京大学/所蔵】草雙紙目録』)   ◇合巻(明治七年刊)※角書は省略    梅堂国政画    『薄俤幻日記』二十編(画)梅堂国政(著)為永春水 蔦屋吉蔵板〔東大〕    『鼠祠通夜譚』十編 (画)国政画 (著)柳葉舎  蔦屋吉蔵板〔東大〕     ☆ 明治八年(1875)     ◯「合巻年表」(〔目録DB〕は「日本古典籍総合目録」)   ◇合巻(明治八年刊)※角書は省略    梅堂国政画『伊賀越敵討』一冊 梅堂画 笑門舎福来作 大橋弥七板〔目録DB〕  ◯「国立国会図書館デジタルコレクション」明治年刊(国立国会図書館)    梅堂国政画『平仮名新聞稚絵解』挿絵 国政 梅堂編 亀遊堂(4月官許)  ◯ 錦絵版『大日本国絵入新聞』創刊(明治八年三月)(『大衆紙の源流』土屋礼子著 世界思想社)    上州屋重蔵版 画工 梅堂国政・真斎芳州 記者 不明 8年3月~4月    ◯「新旧過渡期の回想」坪内逍遙著『早稲田文学』大正十四年二月号(『明治文学回想集』上・p29)   〝(明治八、九年頃現れた新傾向の草双紙=表紙絵や中絵は従来の草双紙を踏襲しながら、傍訓付きの漢    字を多用して、街談巷説を脚色した絵入り読み物)十年前後には魯文、清種、梅彦、転々堂、彦作(久    保田)、泉龍亭、勘造(岡本)?など。(中略)絵は芳幾や国政や周延が専ら担当していたかと思うが、    いずれも、草双紙全盛期のそれらとは似ても似附かぬ、構図も筆致も彫りも刷りも、粗末千万なもので    あつた。歌川派も役者絵専門の国周以外は、おい/\生活難の脅威を感じはじめて、粗製濫造に甘んじ    ないわけにはいかなかったのである〟     ☆ 明治九年(1876)     ◯「合巻年表」(〔東大〕は『【東京大学/所蔵】草雙紙目録』)   ◇合巻(明治九年刊)※角書は省略    梅堂国政画    『天草島優名之会合』(画)梅堂国政(著)篠田仙果 山本屋平吉板〔東大〕                 表紙「豊原国周」    『伊達評定読切話』 (画)梅堂国政(著)篠田仙果 山本屋平吉板〔東大〕                 表紙「豊原国周」    ◯『【明治前期】戯作本書目』(日本書誌学大系10・山口武美著)   ◇演劇(明治九年刊)    歌川国政画    『天草島優名之会合』上中下三冊 国政・国周画 篠田仙果著 栄久堂版     『伊達評定読切話』 上中下三冊 国政・国周画 黙阿弥原作 栄久堂版   ◇歴史戦記(明治九年刊)    梅堂国政画『熊本太平記』三号三冊 梅堂国政画 篠田仙果編 栄久堂版     <四月 象の見世物 浅草奥山>  ◯「見世物興行年表」(ブログ)   「浅草奥山於て興行 口上(略)當年三才七ヶ月 シャム国産」錦絵 署名「梅堂国政筆」小玉弥七板    ☆ 明治十年(1877)頃    ◯『【明治前期】戯作本書目』(日本書誌学大系10・山口武美著)   ◇戯作小説(明治十年刊)    梅堂国政画    『思案橋事件の巻』甲乙二冊 国政画 沼尻絓一郎輯 沢久次郎版    『茨城縣暴動ノ巻』二巻二冊 国政画 沼尻絓一郎輯 沢久次郎版   ◇歴史戦記(明治十年刊)    梅堂国政画    『鹿児島事件ノ巻』六編十二冊 梅堂国政画 沼尻絓一郎著 亀遊堂版(合巻)      (『探誠夢復路』一-四)    『鹿児島太平記』三号六冊 国政画 篠田仙果録 山本平吉版(合巻)    『鹿児島征討記』十六号十六冊 栄久画 竹内栄久編 荒川藤兵衛版(合巻)    『鹿児島大合戦』  六号六冊 栄久画 竹内栄久編 当世堂版(小合巻)    『鹿児島実録』 四号四冊 国政画   森本順三郎編・出版(小合巻)    『鹿児島記聞』 五号五冊 梅堂国政画 沼尻絓一郎著 若栄堂版  ◯ 内国勧業博覧会(明治10年(1877)8月21日~11月30日・於上野公園)   ◇『明治十年内国勧業博覧会出品目録』4 内国勧業博覧会事務局    (国立国会図書館デジタルコレクション)    〝追加 第二区 第五類     錦絵 今様源氏朝妻船 画 竹内栄久 彫 須賀庄五郎 摺 羽田万吉〟        切貼絵 芝居掛図 画 竹内栄久 彫 井上栄吉 摺 三井捨次郎        三面  郵便馬車図 戦場図 銃戦人物図       (出品者)吉川町 松木平吉〟    〝追加 第二区 (コマ51)      団扇 竹紙 子供遊図 画工 河鍋洞郁 彫工 浅井銀次郎 摺工 真下円蔵 張工 浅野栄蔵       (出品者)吉川町 松木平吉〟   ◇『明治十年内国勧業博覧会出品解説』山本五郎纂輯    〝第三区 美術 第二類 書画     錦絵 今様源氏朝妻船  竹内栄久(出品人)大西庄之助     錦絵 芝居、馬車等組上 竹内栄久(出品人)多賀甚五郎  ◯『明治の東京』p74(鏑木清方著・昭和八年三月記)   (「新富座」の稿)   〝今の見物が絵はがきを買うように、その頃(明治十年代)の見物は錦絵を買ったものだ。それは芝居の    中で売るのではない、賑やかな町には絵双紙屋があって、そこには国周、国政などという絵師のかいた    似顔絵の一枚絵、三枚続き、芝居帰りに気に入った場面、ひいき役者の顔、それに絵としての鑑賞も加    えて、店の框(カマチ)に腰を下して、板下ろしの紙の匂い、絵の具のにおいを味(アジワ)いながら、こばを    揃えてきちんん積んだ中から出してくれるのを手に取って見入る気もちは、私たちの何代か前の祖先が、    写楽や春章、または豊国の錦絵を、やはりこうして絵双紙屋の店先で手に取り上げたのと、なんの変り    もなかったろう〟    ☆ 明治十一年(1878)     ◯「合巻年表」(〔東大〕は『【東京大学/所蔵】草雙紙目録』)   ◇合巻(明治十一年刊)※角書は省略    梅堂国政画    『日月星享和政談』(画)梅堂国政(著)松邨漁夫  大倉孫兵衛板〔東大〕                「出版御届明治十一年十月十五日」    『菊種延命袋』初編(画)梅堂国政(著)久保田彦作 大倉孫兵衛板〔東大〕                「出版御届明治十一年十一月十九日」           二編(画)梅堂国政(著)久保田彦作 大倉孫兵衛板〔東大〕                「出版御届明治十一年十一月十九日」    ◯『【明治前期】戯作本書目』(日本書誌学大系10・山口武美著)   ◇戯作小説(明治十一年刊)    歌川国政画    『帰咲梅の浪華津』三巻三冊 国政画 竹内栄久編 遊亀堂(小合巻)              巻三見返し「梅堂国政画」〈国立国会図書館デジタルコレクション画像〉   〈下掲「合巻年表」明治十二年刊とする〉   ◇演劇(明治十一年刊)    梅堂国政画    『日月星享和政談』上中下三冊 国政画 松邨漁父編 大倉孫兵衛板(正本写)     <六月 蜘蛛男(養老勇扇)東京各所寄席>  ◯「見世物興行年表」(ブログ)   「はうた・てしな・うかれぶし 頭七寸五分 身丈七寸 本年五十二才 養老勇扇」錦絵二枚続     竹内栄久(四代国政)画 江本和三郎出板     ☆ 明治十二年(1879)     ◯「合巻年表」(〔東大〕は『【東京大学/所蔵】草雙紙目録』〔目録DB〕は「日本古典籍総合目録」)   ◇合巻(明治十二年刊)※角書は省略    梅堂国政画    『格蘭氏伝倭文賞』三編(画)梅堂国政(著)仮名垣魯文 辻岡文助板                  「出板御届明治十二年七月廿三日」〈一・二編の画工は鮮斎永濯画〉    『綾重衣紋廼春秋』初編(画)梅堂国政(著)伊東専三・天野可春閲 辻岡文助板                  「出板御届明治十二年五月八日」    『新編伊香保土産』四編(画)梅堂国政(著)松林伯円 大西庄之助板                  序「明治十二年の八月中旬」〈三編まで画工は歌川芳虎(孟斎芳虎)〉    『鎮西八郎英傑譚』梅堂国政画 若林義行編〔目録DB    『今常盤布施譚』初編(画)梅堂国政(著)松林伯円 大西庄之助板〔東大〕                 「御届明治十二年五月十日」            二編(画)梅堂国政(著)松林伯円 大西庄之助板〔東大〕                 「九月発兌 はん元伊勢庄」           『水錦隅田曙』初編(画)梅堂国政(著)伊東専三・前島和橋補綴 辻岡文助板〔東大〕                「出板御届明治十二年五月八日」           二編(画)梅堂国政(著)伊東専三・前嶋和橋補綴 辻岡文助板〔東大〕                「出板御届明治十二年五月八日」           三編(画)記載なし(著)伊東専三・前嶋和橋補綴 辻岡文助板〔東大〕                「出板御届明治十二年五月八日」         『菊種延命袋』二編(画)梅堂国政(著)久保田彦作 大倉孫兵衛板〔東大〕                「出版御届明治十一年十一月十九日」(明治十二年一月刊)           三編(画)梅堂国政(著)久保田彦作 大倉孫兵衛板〔東大〕                「出版御届明治十一年十一月十九日」(明治十二年一月刊)           四編(画)梅堂国政(著)久保田彦作 大倉孫兵衛板〔東大〕                「御届明治十二年十二月 日」(明治十二年十二月刊)    『鏡山錦栬葉』(画)梅堂国政(著)武田交来 大倉孫兵衛板〔東大〕              「出版御届明治十二年十月 日」              中冊「当る狂言/戯場新話/揚洲周延画」    (表紙・口絵・袋担当の画工)※出典は全て〔東大〕    梅堂国政国画    『高橋阿伝夜叉譚』三編 守川周重画 表紙「国政画」仮名垣魯文作             四編 守川周重画 口絵「国政画」仮名垣魯文作             六編 守川周重画 表紙「梅堂国政」仮名垣魯文作             七編 守川周重画 表紙「梅堂国政」仮名垣魯文作             八編 守川周重画 表紙「梅堂国政」仮名垣魯文作    ◯『【明治前期】戯作本書目』(日本書誌学大系10・山口武美著)   ◇戯作小説(明治十二年刊)    梅堂国政画    『新編伊香保土産』四編 梅堂画 明治十二年八月序 同上             (袋)梅堂国政画(近代画像データベースの画像)    『綾重衣紋廼春秋』三編九冊 国政画 伊東専三著 金松堂(合巻)〈三編は明治十三年刊〉             初二編「梅堂国政画」(早稲田大学図書館・古典藉総合データベース画像)    『今常盤布施譚』三編九冊 国政画 松林伯円作  松延堂(合巻)    『菊種延命袋』六編十八冊 国政画 久保田彦作著 錦栄堂(合巻)    『水錦隅田曙』 三編九冊 国政画 伊東専三著  金松同(合巻)   ◇演劇(明治十二年刊)    梅堂国政画    『碁太平記白石噺増補桃山譚心中天網島』上中下三冊 武田交来編 錦栄堂(正本写)    『綴合於伝仮名書』上中下三冊 国政画 武田交来編 錦栄堂(正本写)    『花洛中山城名所』上中下三冊 国政画 武田交来編 錦栄堂(正本写)     『鏡山錦栬葉』  上中下三冊 国政画 武田交来編 錦栄堂(正本写)  ◯ 錦絵版『東京各社選抜新聞』創刊(明治十二年五月)(『大衆紙の源流』土屋礼子著 世界思想社)    栄久堂(山本栄吉) 画工 梅堂国政・三島焦窓 記者 不明 12年5月~15年1月  ◯『現今書画人名録』高崎脩助編 椿窓堂 明治十二年三月刊   (国立国会図書館デジタルコレクション)〈浮世絵師以外は浮世絵と縁のある画人〉   〝画家之部  柴田是真  浅草上平右衛門町          松本楓湖  浅草〟   〝浮世画之部 惺々暁斎  湯島四丁目          鮮斎永濯  掘留町二丁目          大蘇芳年  土橋丸屋町五番地          豊原国周  上野町          進斎年道  猿楽町          一立斎広重 京橋弓町          孟斎芳虎  神田須田町四番地          楊洲斎周延 上野北大門町十一番地          梅堂国政  長谷川町〟    ☆ 明治十三年(1880)    ◯「合巻年表」(〔東大〕は『【東京大学/所蔵】草雙紙目録』〔目録DB〕は「日本古典籍総合目録」)   ◇合巻(明治十三年刊)※角書は省略    梅堂国政画    『碁太平記白石話・増補桃山譚・心中天網嶋』                (画)梅堂国政(著)武田交来 大倉孫兵衛板〔東大〕                   「御届明治十三年一月十五日(中略)画工 竹内栄久」                    〈竹内栄久と梅堂国政は同一人〉    『茶臼山凱歌陣立木間星箱根鹿笛』                (画)梅堂国政(著)武田交来編〔目録DB〕    『国定忠次義名高島』初編(画)梅堂国政(著)川上鼠辺 辻岡文助板〔東大〕                  「出板御届明治十三年二月二日」    『恋相場花王夜嵐』初編(画)梅堂国政(著)猫々道人  辻岡文助板〔東大〕                  「出板御届明治十三年五月廿五日             二編(画)梅堂国政(著)仮名垣魯文 辻岡文助板〔東大〕                  「出板御届明治十三年五月廿五日     」    『新編伊香保土産』五編(画)梅堂国政(著)松林伯円 大西庄之助板〔東大〕                  (届は明治十二年だが、初版は明治十三年の刊行)             六編(画)梅堂国政(著)松林伯円 大西庄之助板〔東大〕                  序「明治十三年八月」(初版は同年の刊行)    『嵯峨奧妖猫奇談』(画)梅堂国政(著)竹柴金作 山本屋平吉板〔東大〕                (御届け年記はないが、明治十三年刊とす)    『日本晴伊賀報讐』(画)梅堂国政(著)武田交来 大倉孫兵衛板〔東大〕                (明治十三年刊)    『星月夜見聞実記』(画)梅堂国政(著)武田交来 大倉孫兵衛板〔東大〕                「御届明治十三年六月三日」    『賞集花之庭木戸』三編 梅堂国政画 桃川燕林編 大西庄之助板〔目録DB〕    『腕競心の三俣』初編(画)梅堂国政(著)川上鼠辺 辻岡文助〔東大〕                 「出板御届明治十三年四月九日」            二編(画)梅堂国政(著)川上鼠辺 辻岡文助〔東大〕                 「出板御届明治十三年五月廿五日」            三編(画)梅堂国政(著)川上鼠辺 辻岡文助〔東大〕                 「出板御届明治十三年七月十七日」              『菊種延命袋』五編(画)梅堂国政(著)久保田彦作綴・かな垣魯文閲 大倉孫兵衛板〔東大〕                「御届明治十二年九月一日」(明治十三年刊)     『名広沢辺萍』初編(画)梅堂国政(著)京文舎文京・仮名垣魯文 辻岡文助〔東大〕                「出板御届明治十三年二月十四日」           二編(画)梅堂国政(著)京文舎文京・仮名垣魯文 辻岡文助〔東大〕                「出板御届明治十三年二月十四日」           三編(画)梅堂国政(著)京文舎文京・仮名垣魯文 辻岡文助〔東大〕                「出板御届明治十三年二月十四日」    〈「読売新聞」明治13年3月7日付記事に「横山町三丁目の辻岡屋文助より売出た名広沢辺萍といふ草双紙は一昨日     その筋より発売を差止られました」とあり〉    『英勇力競』合巻 竹内栄久編〔目録DB〕    ◯『【明治前期】戯作本書目』(日本書誌学大系10・山口武美著)   ◇戯作小説(明治十三年刊)    梅堂国政画    『国定忠治義名の高嶋』五編十五冊 国政画 川上鼠邊編 金松堂(合巻)    『賞集花之庭木戸』  六編十八冊 国政画 桃川燕林綴 松延堂(合巻)                (明治十六年完結)    『勢肌彩倶利伽羅』 三編九冊 国政画 川上鼠邊著  亀有堂(合巻)    『新編伊香保土産』 六編 梅堂国政画(袋)梅堂国政画 明治十三年八月序 松林伯円綴 松延堂(合巻)    『綾重衣紋廼春秋』 三編 国政画   伊東専三著  金松堂(合巻)    『名広沢辺萍』 三編九冊 国政画   京文舎文京綴 金松堂(合巻)    『腕競心三俣』 三編九冊 梅堂国政画 川上鼠邊著  金松堂(合巻)   ◇演劇(明治十三年刊)    梅堂国政画    『茶臼山凱歌陣立/本間屋箱根鹿笛』上中下三冊 国政画 武田交来録 大倉孫兵衛(正本写)    『星月夜見聞実記/霜夜鐘十字辻筮』上中下三冊 国政画 松阿交来綴 錦栄堂  (正本写)    『嵯峨奥妖猫奇談』上中下三冊 国政画 竹柴金作著 栄久堂(正本写)    『日本晴伊賀報讐』上中下三冊 国政画 武田交来録 錦栄堂(正本写)     ☆ 明治十四年(1881)     ◯「合巻年表」(〔東大〕は『【東京大学/所蔵】草雙紙目録』〔目録DB〕は「日本古典籍総合目録」)   ◇合巻(明治十四年刊)※角書は省略    梅堂国政画    『室町源氏胡蝶巻』二十五編(画)梅堂国政・歌川国松合画(著)柳亭種彦遺稿・久保田彦作編輯 林吉蔵板〔東大〕                    御届明治十四年三月十五日    『八犬伝犬の草紙』五十六編(画)梅堂国政(著)柳亭種彦遺稿・久保田彦作編輯 林吉蔵板〔東大・追補〕                    御届明治十四年三月十五日    『恋相場花王夜嵐』三編(画)梅堂国政(著)猫々道人 辻岡文助板〔東大〕                  表紙「楳州」出版御届明治十三年五月廿五日(備考「明治十四年刊行」とする)    『新編伊香保土産』七編(画)梅堂国政(著)松林伯円 松栄堂板〔東大〕                  御届明治十◯年◯月◯日(備考「明治十四年刊行」とする)    『天衣紛上野初花』三冊(画)梅堂国政(著)武田交来 大倉孫兵衛板〔東大〕                  御届明治十四年三月二十二日    『夜討曽我狩場曙』三冊(画)梅堂国政(著)武田交来 大倉孫兵衛板〔東大〕                  御届明治十四年六月◯日    『恋仇花盛街夕暮』三冊(画)梅堂国政・小赤補画(著)番亭楽山 船津忠治郎板〔東大〕                  御届明治十四年四月六日    『冬楓月夕栄』 初編(画)梅堂国政(著)雑賀柳香著・仮名垣魯文閲 辻岡文助板〔東大〕                 出版御届明治十三年十二月廿六日            二編(画)梅堂国政(著)雑賀柳香著・仮名垣魯文閲 辻岡文助板〔東大〕                 出版御届明治十三年十二月廿六日            三編(画)梅堂国政(著)雑賀柳香著・仮名垣魯文閲 辻岡文助板〔東大〕                 出版御届明治十二年十二月廿六日(備考「明治十四年三月刊行」とする)    『北廓花盛紫』 三編 歌川国政画 春亭史彦作 伊勢屋庄之助板〔目録DB〕    ◯『【明治前期】戯作本書目』(日本書誌学大系10・山口武美著)   ◇戯作小説(明治十四年刊)    梅堂国政画    『恋仇花盛街夕暮』三編九冊 国政画 番亭楽山著 錦寿堂 (合巻)    『紅葉模様錦織枝』二編六冊 国政画 川上鼠邊著 金松堂 (合巻)    『河内山網代乗物』二編六冊 国政画 春亭史彦綴 松延堂     『雪の梅女庭訓』 二編六冊 国政画 梅の門鴬斎作 松延堂(合巻)    『縁結恋質倉』 上中下三冊 国政画 春亭史彦作 金永堂 (合巻)    『恋情縁橋本』 上中下三冊 国孝・国政画 春亭史彦編 金永堂(合巻)    『名高輪誉碑』 上中下三冊 国政画 春亭史彦  金永堂 (合巻)    『冬楓月夕栄』  三編九冊 国政画 雑賀柳香著 金松堂 (合巻)    『北廓花盛紫』  三編九冊 国政画 春亭史彦作  松延堂(合巻)    『蓆籏群馬嘶』  三編九冊 国政画 彩霞園柳香編 金松堂   ◇演劇(明治十四年刊)    梅堂国政画    『天衣紛上野初花/千代誉松山美譚』上中下三冊 国政画 山閑人交来綴 錦栄堂(正本写)    『夜討曽我狩場曙/古代形新染浴衣』上中下三冊 武田交来綴 錦栄堂(正本写)    『松梅雪花三吉野』上中下三冊 国政画 武田交来編 大倉孫兵衛(正本写)    『都鳥丑志満縁起』上中下三冊 国政画 春亭史彦綴 金永堂  (正本写)    『関ヶ原東西軍記』上中下三冊 国政画 竹柴琴咲綴 栄久堂  (正本写)    『綴歌舞伎画草紙』   一冊 国政画 春亭史彦綴 金永堂  (正本写)    『桜忍志満奇談』 上中下三冊 国政画 春亭史彦綴 金永堂  (正本写)             (『都鳥丑志満縁起』の改題本)    『御殿山桜本草』 上中下三冊 国政画 竹柴金作綴 山本屋平吉(正本写)  ◯「国立国会図書館デジタルコレクション」明治年十四刊(国立国会図書館)    梅堂国政『通俗日本小史』1-3編 渡辺義方 口絵・挿絵 梅堂国政 金松堂(6-10月)  ☆ 明治十五年(1882)    ◯「絵本年表」(〔漆山年表〕は『日本木版挿絵本年代順目録』)   ◇絵本(明治十五年刊)    歌川国政画『百香観音霊験記』三冊 画工梅堂国政 万亭応賀撰 栗園蔵板〔漆山年表〕    ◯「合巻年表」(〔東大〕は『【東京大学/所蔵】草雙紙目録』〔目録DB〕は「日本古典籍総合目録」)   ◇合巻(明治十五年刊)※角書は省略    梅堂国政画    『阿波鳴戸順礼殺』二冊 歌川国政画 早川幸介作 宮田孝助板〔目録DB〕    『伊達模様実録譚』二冊?歌川国政画 関根孝助板?〔目録DB〕    『板垣君近世記聞』初編(画)梅堂国政(著)中嶋市平編輯・彩霞園柳香閲 辻岡文助板〔東大〕                  御届明治十五年◯月◯日    『川鵆天網船』  初編(画)梅堂国政 見返し 政久筆(著)彩霞園柳香 辻岡文助板〔東大〕                  御届明治十五年二月十八日    ◯『【明治前期】戯作本書目』(日本書誌学大系10・山口武美著)   ◇戯作小説(明治十五年刊)    梅堂国政画    『観世音由来記』上中下三冊 国政画 落合儀三郎編 亀遊堂     『川鵆天網船』  三編九冊 国政画 彩霞園柳香著 金松堂(合巻)    『大岡美政談』    一冊 国政画 泉龍亭是正作 兒玉弥七(カッパ刷)  ◯「国立国会図書館デジタルコレクション」明治十五年刊(国立国会図書館)    梅堂国政画『通俗日本小史』4-6編 渡辺義方 梅堂国政 金松堂(2-10月)    ☆ 明治十六年(1883)    ◯「合巻年表」(〔東大〕は『【東京大学/所蔵】草雙紙目録』〔目録DB〕は「日本古典籍総合目録」)   ◇合巻(明治十六年刊)※角書は省略    梅堂国政画    『室町源氏胡蝶巻』二十六編(画)梅堂国政(著)柳亭種彦遺稿・久保田彦作編次 林吉蔵板〔東大〕                    御届明治十六年三月十日    『橋供養梵字文覚』三冊(画)梅堂国政(著)梅堂国政 山本平吉板〔東大〕                  明治十六年五月十一日御届    『明治天一坊』二冊 梅堂国政・芳盛斎国晴画 花笠文京作 大西庄之助〔目録DB〕     ◯『【明治前期】戯作本書目』(日本書誌学大系10・山口武美著)   ◇戯作小説(明治十六年刊)    梅堂国政画    『絵本天一坊実録』一冊 国政画 泉龍亭是正作 兒玉文七(カッパ刷)    『明治天一坊』前後二冊 国政画 渡辺文京綴  松延堂 (合巻)    『三国妖狐伝』  一冊 国政画 泉龍亭是正作 兒玉文七(カッパ刷)   ◇演劇(明治十六年刊)    梅堂国政画・著    『橋供養梵字文覚/新更屋舗月雨暈』上中下三冊 国政画 梅堂国政編 栄久堂(正本写)    『御文章石家満軍記』上下二冊 国政・政信画 梅堂国政編 松延堂(正本写)    『小夜碪宇都谷峠』 上下二冊 国政画 梅堂国政著 松延堂(正本写)    『花雲濤草詣』   上下二冊 国梅画 梅堂国政編 栄久堂(正本写)  ◯「国立国会図書館デジタルコレクション」明治十六年刊(国立国会図書館)    梅堂国政画『通俗日本小史』7-9編 渡辺義方 梅堂国政 金松堂(3-9月)  ☆ 明治十七年(1884)    ◯「合巻年表」(〔目録DB〕は「日本古典籍総合目録」)   ◇合巻(明治十七年刊)※角書は省略    梅堂国政画『佐倉惣吾真の実録/東叡山農夫の願書』梅堂国政画 竹内栄久編〔目録DB〕    ◯『【明治前期】戯作本書目』(日本書誌学大系10・山口武美著)   ◇演劇(明治十七年刊)    梅堂国政画    『鎮西八郎英傑譚/浮世清玄廓夜桜』     上中下三冊 国政画 梅堂国政編鐵/竹柴琴咲原稿 山本平吉    『歌舞伎十八番之内/助六由縁江戸桜』     上下二冊 国政画 竹内栄久編 紅木堂(正本写)    『東叡山農夫願書』上下二冊 国政画 竹内栄久綴 栄久堂(正本写)  ◯「国立国会図書館デジタルコレクション」明治十七年刊(国立国会図書館)    梅堂国政画    『通俗日本小史』10編 口絵 年恒・挿絵 梅堂国政 渡辺義方 金松堂(8月)    『東叡山農夫願書』下 挿絵 国政 沢久次郎 沢久次郎版(明治17年6月届)  ◯「近代書誌・近代画像データベース」明治十七年刊(国文学研究資料館)    梅堂国政画    『絵本源平盛衰記』挿絵 国政 牧金之助 金寿堂(11月)〈表紙木板色摺・挿絵銅版・豆本〉  ◯「明治年代合巻の外観」三田村鳶魚著『早稲田文学』大正十四年三月号(『明治文学回想集』上83)    〈鳶魚は従来の整版(木版)合巻を江戸式合巻と呼び、明治十五年から登場するという活版の合巻を東京式合巻と呼ん     で区別している〉   〝(東京式合巻)清新闊達な芳年の筆致は、百年来の浮世画の面目を豹変させた。彫摺りも実に立派であ    る。鮮斎永濯のもあったが上品だけで冴えなかった。孟斎芳虎のは武者絵が抜ないためだか引立ちが悪    く、楊州周延のは多々益(マスマ)す弁じるのみで力弱く、桜斎房種もの穏当で淋しく、守川周重のもただ    芝居臭くばかりあって生気が乏しい。梅堂国政と来ては例に依って例の如く、何の面白みもなかった。    やはり新聞の挿画を担当する人々の方が、怜悧な往き方をするので際立って見えた。その代り芳年まが    いを免かれぬ『絵入自由新聞』の一松斎芳宗、『絵入朝野新聞』の香蝶楼豊宣、それにかかわらず一流    を立てていたのに『絵入新聞』の落合芳幾、『開花新聞』の歌川国松がある。尾形月耕は何新聞であっ    たか思い出せないが異彩を放っていた。東京式合巻は主として新聞画家から賑わされたといって宜しか    らろう〟    ☆ 明治十八年(1885)    ◯『【明治前期】戯作本書目』(日本書誌学大系10・山口武美著)   ◇演劇(明治十八年刊)    梅堂国政画    『水天宮利生深川』上下二冊 国政画 戯場舎編 松栄堂(正本写)    『櫓太皷成田仇討』上下二冊 国政画 好劇舎編 松栄堂(正本写)   ◯「近代書誌・近代画像データベース」明治十八年刊(国文学研究資料館)    梅堂国政画    『不動霊験筺仇討』口絵・挿絵 梅堂国政 鼓腹山人 鶴声社(4月)    『釈迦八相倭文庫』上編 口絵 惺々暁斎 尾形月耕・挿絵 梅堂国政              下編 口絵 香蝶豊宣 暁斎補画・挿絵 香蝶豊宣 万亭応賀 金松堂(4月)    『伊賀の上野仇討』   挿絵 国政   牧金之助 金寿堂(12月)〈表紙木板色刷・挿絵銅版〉  ◯「国立国会図書館デジタルコレクション」明治年刊(国立国会図書館)    梅堂国政画    『赤穂義士銘々伝』挿絵 梅堂国政 尾関トヨ 牧金之助(明治18年9月届)    『南北太平記』  挿絵 国政   尾関トヨ 牧金之助(明治18年9月届)     〈二作とも4頁大のパノラマ挿絵〉  ◯『東京流行細見記』(登亭逸心撰・清水市太郎編・国立国会図書館近代「デジタルライブラリー」)   (当時の諸職芸能人や専門店を吉原細見に擬えて序列化した戯作)
    「東京流行細見記」「浮世屋画工郎」     〝(暖簾の文字)「錦」浮世屋絵四郎   (上段 合印「入山型に△」)〝日の出 新流行 大上々吉 大々叶〟〈細見全体での序列は十位〉     同  つきおか 芳 年 〈月岡〉     同  はやし(ママ)永 濯 〈小林〉     同  おちあい 芳 幾 〈落合〉     同  とよはら 国 周 〈豊原〉     同  とりゐ  清 満 〈鳥居〉     同  あんどう 広 重 〈安藤〉     同  おがた  月 耕 〈尾形〉     同  あらゐ  芳 宗 〈新井。二代目芳宗〉   (中段 合印「入山型」)〝日々流行 上々吉 大繁昌〟〈細見全体での序列は十三位〉     同  いねの  年 恒 〈稲野〉     同  うた川  国 政 〈歌川〉     同  やうしう 周 延 〈楊洲〉     同       年 方 〈(水野)〉     同  かつ川  春 亭 〈勝川〉     同  あだち  吟 香(ママ)〈安達〉     同  こばやし 清 親 〈小林〉     同  うた川  豊 宣 〈歌川〉     同  うた川  国 峯 〈歌川〉     同  うた川  国 梅 〈歌川〉   (中段 合印「入山型」)〝日々流行 上々吉 大繁昌〟〈細見全体での序列は十三位〉     同       広 近     同       年 景     同       芳 藤     同       年 参       (以下、禿(かむろ)と遣り手は省略。本HP「浮世絵用語」【う】の「浮世絵師番付」参照のこと)〟     〈明治八年(1875)、平民苗字必称義務令なる法令が出され、苗字を名乗ることが義務づけられた。これを受けたものと あれではいかん   思われるが、浮世絵師の間では、歌川などの画姓を従来通り使う人と、新たな苗字を画姓として使う人と、対応が分    かれたようである〉  ☆ 明治十九年(1888)  ◯「近代書誌・近代画像データベース」明治年十九刊(国文学研究資料館)    竹内栄久画    『絵本源平盛衰記』口絵・挿絵(署名なし)竹内栄久編 牧金之助(5月)     奥付「編輯人 日本橋区蛎殻町二丁目十番地 竹内栄久」  ◯「国立国会図書館デジタルコレクション」明治十九年刊(国立国会図書館)    梅堂国政画    『絵本楠公記』  口絵 宝斎補画・挿絵 翆軒竹葉、宝斎、国政 編者不詳 文泉堂(6月)    『権八小紫比翼碑』挿絵 梅堂 尾関トヨ編 豊栄堂(明治19年7月届)②〈4頁大のパノラマ挿絵〉  ☆ 明治二十年(1887)    ◯「絵本年表」(〔漆山年表〕は『日本木版挿絵本年代順目録』)   ◇合巻(明治二十年刊)    歌川国政画『絵本千代萩』一冊 国政画 長谷川園吉編 近園版(国立国会図書館デジタルコレクション)         「明治二十年七月御届」〈銅版画〔目録DB〕は明治二十三年刊とする〉      <五月 スパーラ(ボクシング)ラスラ(レスリング)興行 京橋区木挽町>  ◯「見世物興行年表」(ブログ)   「欧米大相撲 スパーラ・ラスラ之図」錦絵二枚続 四代国政画(明治二十年五月十二日御届)版元未詳    ☆ 明治二十一年(1888)    ◯『【明治前期】戯作本書目』(日本書誌学大系10・山口武美著)   ◇演劇(明治二十一年刊)    梅堂国政画『白梅薫朧夜』上下二冊 国政画 野久治橋莚編作 栗園(正本写)  ☆ 明治二十三年(1890)  ◯「読売新聞」(明治23年11月30日記事)〈原文は漢字に振り仮名付、()はその一部分〉   〝押絵の景況    押絵の顔ハ一切画工国政の担当にて、夏秋の頃にありてハ、其(その)書き代(しろ)平均一個一厘五毛    位なるも、冬の初めより年の暮に至りてハ、上物即ち顔の長(た)け一寸より一寸五分までのもの一個    に付き三匁乃至(ないし)五匁なり。然るに今年ハ其の景気殊に悪(あし)く、目下の所にて一個漸く二    匁なりと云ふ〟   〝歌川派画工の専門    歌川派の画工にて板下絵のみに関係し居るもの其数数多(あまた)あれ共、目下一派の得意を出(いだ)    して其名世に聞えたるものを挙ぐれバ、武者絵ハ芳年、似顔ハ国周、官女ハ周延、押絵ハ国政、手遊    画(おもちやゑ)ハ国利、新聞さし絵ハ年英、名所画(ゑ)ハ吟光、類似油絵ハ清親、見世物看板画ハ芳    盛、劇場(しばゐ)看板絵ハ清満、年中行事ハ勝月、団扇絵ハ玉英と限りたるが如しとなり〟    ☆ 没後資料    ◯『浮世絵師人名辞書』(桑原羊次郎著・教文館・大正十二年(1923)刊)    (国立国会図書館「近代デジタルライブラリー」所収)   〝国政 四世国政、後に三世香蝶楼国貞と改む、梅堂豊翁(ママ)と同人、竹内栄久〟    ◯『浮世絵師伝』p57(井上和雄著・昭和六年(1931)刊)   〝国政 四代    【生】           【歿】    【画系】          【作画期】    三代国貞(梅堂豊斎)の前名。(三代国貞の項参照)〟  ◯『江戸絵から書物まで』朝野蝸牛編 昭和九年(1934)刊   ◇「(ち)画家、小説家、逸話」   〝梅堂国政    明治二十四五年頃、氏の住所は浅草千束町(田甫の平野牛店の横)、門の腕木に葛をからませ、門を潜    て入口に石の地蔵尊が立てゝあり、突当りの本屋は旧百姓家にて天上裏板もなく、雑ばくな家であり、    本人は頭が法王で日常こげ茶のじつとくをまどゐ、一見画家たる事が分る。(今の画家は 髪を長くし    て居る)最も意匠に冨んだ人で、入込みた組上絵など手に入たものだ。三枚続絵役者、美人、何でも頼    んで置く、容易に出来ず、時には四五人催促人が集り待つて居るから、是非とせめる、無拠執筆にかゝ    る、順番に何でもヅン/\書いて渡す、実に腕の冴えた凄味のある不言実行的な画家であつた〟   ◇「(と)明治年間執筆画家名略」    四代梅堂国政(役者)梅堂豊翁と号す。三世豊国門人、後四世豊国門人となる          竹内栄久 浅草千束町住  ◯「幕末明治の浮世絵師伝」『幕末明治の浮世絵師集成』p88(樋口弘著・昭和37年改訂増補版)   〝国政 四代(くにまさ)    三代国貞(梅堂豊斎)の前名。三代国貞の項参照〟    ◯「日本古典籍総合目録」(国文学研究資料館)    作品数:4点    画号他:歌川国政四世・歌川国貞三世    分 類:合巻4    成立年:明治13~15