※〔漆山年表〕:『日本木版挿絵本年代順目録』 〔狂歌書目〕:『狂歌書目集成』
☆ 天保五年(1834)
◯「絵入狂歌本年表」〔狂歌書目〕(天保五年刊)
法橋光一画『あなうのはな』一冊 法橋光一画 緑樹園元有編
☆ 天保六年(1835)
◯「絵入狂歌本年表」〔狂歌書目〕(天保六年刊)
法橋光一画『狂歌鯉鱗集』一冊 法橋光一画 緑樹園元有編 花王連
☆ 天保七年(1836)
◯「絵本年表」〔漆山年表〕
◇絵本(天保七年刊)
千柳亭光一画『和漢名数抄』一冊 千柳亭光一画 緑樹園元有選
〈この千柳亭光一が上掲の法橋光一と同人かどうか判然としないが、編者が緑樹園元有で上掲作品と
同じであることから、参考までに載せた。但し「日本古典籍総合目録」は錦風堂主人画とし、漆山
山年表とは異なっている〉
☆ 没後資料
◯『浮世絵師便覧』p227(飯島半十郎(虚心)著・明治二十六年(1893)刊)
〝光一(コウイツ) 法橋に叙せらる、◯安永頃の人か、等琳の風〟
◯『浮世絵師人名辞書』(桑原羊次郎著・教文館・大正十二年(1923)刊)
(国立国会図書館・近代デジタルライブラリー)
〝光一 法橋に叙せらる、安永頃の人、等琳風〟
〈国文学研究資料館の「日本古典籍総合目録」や漆山天童の『日本木版挿絵本年代順目録』の作画期間は天保期であるが、
飯島虚心等は安永の頃かとする。同人とも思えないが併載した〉
◯「日本古典籍総合目録」(「作品数」は必ずしも「分類」や「成立年」の点数合計と一致するとは限りません)
〔法橋光一名の作品〕
作品数:2 画号他:光一・法橋光一
分 類:狂歌2 成立年:天保5~6年(2点)
『あなうのはな』『狂歌鯉鱗集』