☆ 文化五年（1808）
◯「絵本年表」（文化五年刊）
喜多川此麿画
『春景浅茅原』三巻 画工東都歌麻呂門人喜多川此麻呂 芦国 笑門亭序 河内屋太助板〔漆山年表〕
◯「絵入根本」（文化五年刊）（「絵入根本の世界」大阪市立図書館・第50回大阪資料・古典籍室１小展示資料）
喜多川此麿画『春景浅茅原』六巻六冊 浅山蘆国・喜多川北(ﾏﾏ)麿共画 笑門亭編
☆ 文化七年（1810）
◯「読本年表」（文化七年刊）
喜多川此麿画『茶店墨絵艸紙』浅山蘆洲画 栗杖亭鬼卵作 吉野屋仁兵衛板 ①
口絵 葛飾北斎画・法橋玉山・「東都北川此麿」・皇都祇山井特写・皇都有慶・皇都文敬画
蘭央筆・法橋周南画 東都一陽斎豊国画
☆ 文化八年（1811）
◯「艶本年表」（文化八年刊）
喜多川此麿画『笑本千夜味久佐』色摺 半紙本 三冊 文化八年〔白倉〕
☆ 没後資料
◯『浮世絵師便覧』ｐ226（飯島半十郎(虚心)著・明治二十六年(1893)刊）
〝此麿(ｺﾉﾏﾛ)
喜多川、◯歌麿門人、◯享和〟
◯『浮世絵備考』（梅本塵山編 東陽堂 明治三十一年(1898)六月刊）
（国立国会図書館デジタルコレクション）（54/103ｺﾏ）
〝喜多川此麿【享和元～三年 1801-1803】歌麿の門弟、其の伝詳ならず〟
◯『浮世絵師伝』p70（井上和雄著・昭和六年(1931)刊）
〝此麿 【生】 【歿】 【画系】歌麿門人 【作画期】享和
喜多川を称し、煙里亭と号す〟