☆ 文化年間(1804~1817)
◯『浮世繪師考』写本(文化年間稿)(狩野文庫本・東北大学総合知デジタルアーカイブ)
〝やげんぼり不動前通り 俗名 金次 隅田川両岸一覧筆者〟
◯『古画備考』三十一「浮世絵師伝」p中1407(朝岡興禎編・嘉永三年四月十七日起筆)
〝金次 隅田川両岸一覧筆者、やげん堀不動前通、
今按に、金次は鶴岡蘆水の通称なり、蘆水が筆の隅田川両岸一覧は、東江源鱗の序文ありて、東岸は、
木母寺、西岸は真崎より起り、共に永代橋に終る、墨描の摺帳にして、これによりて、当時の沿岸の光
景を、想見るべけれども、筆の跡は、いとをさなしといはんとす〟
(この項目の欄外注に〝廿九巻蘆水條参照〟とあり)