Top浮世絵文献資料館浮世絵師総覧
 
☆ かずとよ うたがわ 歌川 一豊浮世絵師名一覧
〔生没年未詳〕
  別称 艶豊(つやとよ)  ☆ 慶応三年(1867)  ◯『くまなき影』波月亭花雪の三回忌追善集 慶応三年刊    皎々梅崕編 方阿弥陀仏香以序 山々亭有人序 仮名垣魯文跋    (新日本古典籍総合データベース画像 国文学研究資料館)    〝歌川一豊 発句 鬼百合や◎◎こらへたる花の影 一豊     コマ絵(炉端の図に「寄雷火」とあり)     小伝 神田に住(ぢうし)て野菜を業とすゆゑに市場豊(いちばとよ)と呼ぶ、故芳艶の門に入(いり)        初号艶豊(つやとよ)とよびて、浮世絵の画工となり一口(いつこう)を粘(のり)すに足れり、疱        瘡(もがさ)重くして、其(その)面上(おもて)鬼の如く、世にまれなる変相といへども、志(こ        ゝろざ)し仏(ほとけ)なりとて、或人鬼仏と別号を贈れり〟  ☆ 明治元年(1868)  ◯『歳成記』風雷山人著 玉家如山蔵板 戊辰仲冬(明治元年十一月)刊   (国立国会図書館デジタルコレクション)※◎は難読文字   〝浮世屋絵四郎    (一段目)貞秀 芳虎 芳幾 芳年 国周 国輝 国貞 国明    (二段目)芳春 芳盛 芳藤 房種 重次 広重 重清 国久 一豊 国歳 芳富     (三段目)芳延 国時 国玉 芳豊 芳信 艶長 幾丸 年晴 周延 年次     かぶろ/おい/らん/どう/ちう/すがた/大に/しき/がう/くわん     げたい/なかみ     (禿 花魁 道中姿 大錦 合巻 外題 中味)     やくしや/にづら/大くび/丸◎/めい/しよ/けしき〟     (役者 似顔 大首 丸◎? 名所 景色)     やりて く◎り(遣手 ?)〟    〈『歳成記』は慶応元年のものも出ているが、そちらに一豊の名は見えない。同じく初登場の楊洲周延より格上であるから、     成長株なのであろう〉    ☆ 没後資料  ◯『浮世絵備考』(梅本塵山編 東陽堂 明治三十一年六月刊)   (国立国会図書館デジタルコレクション)(85/103コマ)   〝歌川一豊【慶応元年~三年 1865-1867】    玉池堂と号す、国芳の門弟〟  ◯『古今書画名家全伝』続編 川瀬鴎西 東雲堂 明治三十六年十月刊   (国立国会図書館デジタルコレクション)74/149コマ   〝歌川一豊 国芳の門人にして五池堂と号す、慶応年間の人なり〟  ◯『浮世絵師伝』p7(井上和雄著・昭和六年(1931)刊)   〝一豊(イチトヨ)    【生】          【歿】    【画系】芳艶門人     【作画期】文久~明治    歌川を称す、初名艶春、俗称豊後、一耀斎と号す、神田に住し青物屋を営みしかば、時人彼れを市場豊    と呼びなせり〟    〈井上和雄は「イチトヨ」と読んでいる。『原色浮世絵大百科事典』第二巻「浮世絵師」は「カズトヨ」で収録〉    ◯『浮世絵師歌川列伝』付録「歌川系図」(玉林晴朗編・昭和十六年(1941)刊)   〝国芳門人 一豊〟
    「歌川系図」    ◯「日本古典籍総合目録」(国文学研究資料館)    収録なし