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浮世絵文献資料館
浮世絵師総覧
　
☆　かわきた　かほう　川北　霞峰（参考）
浮世絵師名一覧
（明治8年(1875)9月 ～ 昭和15年(1940)8月14日・65歳）

　※「近代書誌・近代画像データベース」国文学研究資料館

　☆　明治二十四年（1891）

　◯『現在今世名家書画一覧』番付　大阪（樋口正三朗編集・出版　明治二十四年十二月刊）
　　（東京文化財研究所・明治大正期書画家番付データベース）
　　〝各派席位混淆（西方）
　　　〔二段目〕西京　川北霞峰〟

　☆　明治二十五年（1892）

　◯『古今名家新撰書画一覧』番付　大阪（鳥井正之助編　中島徳兵衛出版　明治二十五年二月刊）
　　（東京文化財研究所・明治大正期書画家番付データベース）
　　〝現今皇国諸派 （西方）
　　　〔六段目〕西京　川北霞峯〟  

　☆　明治三十五年（1902）

　◯『古今名家新撰書画一覧』番付　大阪（鳥井正之助編集・出版　明治三十五年正月刊）
　　（東京文化財研究所・明治大正期書画家番付データベース）
　　〝現今皇国各派　西京　川北霞峰〟

　◯『大日本絵画著名大見立』番付　京都（仙田半助編集・出版　明治三十五年十二月刊）
　　（東京文化財研究所・明治大正期書画家番付データベース）
　　〝前頭　川北霞峰　京　四條麩屋町西〟

　☆　明治四十一年（1908）

　◯『日本書画名覧』番付　東京（樋口傳編集　書画骨董雑誌社出版　明治四十一年三月刊）
　　（東京文化財研究所・明治大正期書画家番付データベース）
　　〝近代国画各派名家　川北霞峰〟

　☆　明治四十三年（1910）

　◯「国立国会図書館デジタルコレクション」（明治四十三年刊）
　　　川北霞峰画『佐倉宗五郎』口絵・表紙　霞峰　桃川如燕　春江堂（3月）〈画工名は巻末広告による〉

　☆　明治四十四年（1911）

　◯「国立国会図書館デジタルコレクション」（明治四十四年刊）
　　　川北霞峰画『佐倉宗五郎』口絵・表紙　霞峰　桃川如燕　春江堂（2月）続編〈画工名は巻末広告による〉

　☆　大正二年（1913）

　◯「国立国会図書館デジタルコレクション」（大正二年刊）
　　　川北霞峰画
　　　『なさぬ仲』　口絵・装幀　霞峰？　小山集川　春江堂（1月）
　　　『黒装束』　　口絵のみ　　霞峰　　大原天眠　春江堂（1月）〈2ﾍﾟｰｼﾞ大折込口絵〉（落款｢山に霞｣の模様）
　　　『義血侠骨』　口絵のみ　　霞峰　　高橋筑峰　春江堂（2月）〈2ﾍﾟｰｼﾞ大折込口絵〉
　　　『恋の迷ひ』　口絵・装幀　霞峰　　小山集川　春江堂（3月）（落款は｢山に霞｣の模様）
　　　　〈画工名は9月刊『誰が子』巻末広告に｢川崎霞峰氏装｣とあり〉
　　　『なさぬなか』口絵・装幀「霞」　　春野柳村　春江堂（終編　4月）〈2ﾍﾟｰｼﾞ大折込口絵〉
　　　『短冊お留』　口絵のみ　　霞峰　　島田孤村　春江堂（9月）〈2ﾍﾟｰｼﾞ大折込口絵〉
　　　『誰が子』　　口絵・装幀「霞」　　北島春石　春江堂（9月）
　　　『歌恋慕』　　口絵・装幀　霞(峰)　北島春石　春江堂（10月）〈2ﾍﾟｰｼﾞ大折込口絵。(峰)は図様〉
　　　『子宝』　　　口絵・装幀　霞峰　　北島春石　春江堂（11月）〈2ﾍﾟｰｼﾞ大折込口絵〉

　◯「近代書誌・近代画像データベース」（大正二年刊）
　　　川北霞峰画
　　　『後の男狩』口絵・装幀　霞峰　渡辺黙禅　春江堂（9月）〈2ﾍﾟｰｼﾞ大色摺折込口絵〉
　　　『ちぎれ雲』口絵・装幀　霞峰　北島春石　春江堂（11月）

　◯『大日本当代画伯名鑑』（田辺貞次郞編集・出版　日月社　大正二年七月刊）
　　（大正二年五月調べ　画家住所録）（国立国会図書館デジタルコレクション）
　　〝国画各派　川北霞峰　京都　上京区新田通二條下ル〟

　◯『大日本絵画著名大見立』番付　名古屋（仙田半助編集・出版　大正二年十一月刊）
　　（東京文化財研究所・明治大正期書画家番付データベース）
　　　関脇　川北霞峰　京都市下立売小川下ル〟
　　
　☆　大正三年（1914）

　◯「国立国会図書館デジタルコレクション」（大正三年刊）
　　　川北霞峰画
　　　『十八番講演集』口絵のみ　　霞峯　東家楽燕　春江堂　（1月）〈2ﾍﾟｰｼﾞ大折込口絵〉
　　　『かげひなた』　口絵・装幀　霞峰　北島春石　春江堂　（1月）〈2ﾍﾟｰｼﾞ大折込口絵〉
　　　『意外の怪物』　口絵・装幀　KaHo　桑野桃華　中村書店（1月）〈2ﾍﾟｰｼﾞ大折込口絵〉
　　　『女ぎらい』　　口絵・装幀　霞峰　大沢一竜　春江堂　（2月）〈2ﾍﾟｰｼﾞ大折込口絵〉
　　　『めぐる縁』　　口絵・装幀　霞峰　小山集川　春江堂　（前後編　2月）
　　　『おぼろ夜の頃』口絵・装幀　霞峰　小島孤舟　春江堂　（5月）〈2ﾍﾟｰｼﾞ大折込口絵〉
　　　『空中大戦争』　口絵・表紙　｢霞｣　山梨美果　中村書店（10月）〈2ﾍﾟｰｼﾞ大折込口絵〉

　◯「近代書誌・近代画像データベース」（大正三年刊）
　　　川北霞峰画
　　　『萩の下露』口絵・装幀　霞峰　桃水　河野成光館（6月）〈口絵新調、初版は明治41刊、画工は戸張孤雁〉
　
　☆　大正四年（1915）

　◯「近代書誌・近代画像データベース」（大正四年刊）
　　　川北霞峰画
　　　『うきしづみ』口絵・装幀　霞峰　篠原嶺葉　湯浅春江堂（4月）〈2ﾍﾟｰｼﾞ大色摺折込口絵〉
　　　『はつ恋』　　口絵・装幀　霞峯　篠原嶺葉　湯浅春江堂（4月）〈2ﾍﾟｰｼﾞ大折込口絵〉
　　　『さくら子』　口絵　　　　霞峰　渡辺黙禅　春江堂　　（12月）

　◯「国立国会図書館デジタルコレクション」（大正四年刊）
　　　川北霞峰画
　　　『もつれ縁』　口絵　霞峰・装幀　未詳　小山集川　湯浅春江堂（5月）〈2ﾍﾟｰｼﾞ大折込口絵〉
　　　『誰が罪』　　口絵　霞峰・表紙　未詳　篠原嶺葉　湯浅春江堂（6月）〈2ﾍﾟｰｼﾞ大折込口絵〉
　　　『おもかげ』　口絵・装幀　霞峰　　　　篠原嶺葉　湯浅春江堂（前後編　7月）〈前編画像欠〉
　　　『恋の命』　　口絵・装幀　霞峰　　　　篠原嶺葉　春江堂　　（10月）〈2ﾍﾟｰｼﾞ大折込口絵〉
　　　『添はれぬ仲』口絵　霞峰・装幀　未詳　北島春石　湯浅春江堂（11月）
　　　『雁一羽』　　口絵・装幀　霞峰　　　　北島春石　湯浅春江堂（11月）

　☆　大正五年（1916）

　◯「国立国会図書館デジタルコレクション」（大正五年刊）
　　　川北霞峰画
　　　『孤島の怪洞』　口絵・表紙　霞峰　河野紫光　春江堂（1月）（冒険叢書4） 
　　　『古塔の怪火』　口絵・表紙　霞峰　河野紫光　春江堂（1月）（冒険叢書5）
　　　『ハートの３』　口絵・表紙　霞峰　筑峰生　　春江堂（1･2月）前後編（冒険叢書7･8）
　　　『武侠魔団』　　口絵・表紙　霞峰　河野紫光　春江堂（1月）（冒険叢書1）
　　　『人外天魔』　　口絵・表紙　霞峰　俊碩剣士　春江堂（1月）（冒険叢書2）　
　　　『幽霊古城』　　口絵・表紙　霞峰　俊碩剣士　春江堂（1月）（冒険叢書3）
　　　『松葉時雨』　　口絵・挿絵　霞峰　大橋青波　湯浅春江堂（1月）
　　　『生か死か』　　口絵・表紙　霞峰　俊碩剣士　春江堂（2月）
　　　『名金』　　　　口絵・表紙　KAHO(霞峰?)　青木緑園　中村日吉堂（正続編　2月）〈2ﾍﾟｰｼﾞ大折込口絵〉
　　　『名金』　　　　口絵・表紙　KAHO(霞峰?)　俊碩剣士　江東書院　（1-3編　2･3月）〈2ﾍﾟｰｼﾞ大折込口絵〉
　　　『其後のロロー』口絵・表紙　KAHO(霞峰?)　青木緑園　中村日吉堂（3月）〈2ﾍﾟｰｼﾞ大折込口絵〉
　　　『ファントマ』　口絵・表紙　KAHO(霞峰)　 河野紫光　春江堂　　（3月）
　　　『地獄谷』　　　口絵・表紙　霞峰　俊碩剣士　春江堂　　（3月）
　　　『拳骨』　　　　口絵・装幀　霞峰　青木緑園　中村日吉堂（3月）〈2ﾍﾟｰｼﾞ大折込口絵〉
　　　『みをつくし』　口絵・装幀　霞峰　青木緑園　中村日吉堂（4月）〈2ﾍﾟｰｼﾞ大折込口絵〉
　　　『夢の浮橋』　　口絵・装幀　霞峰　篠原嶺葉　春江堂（後編　5月）〈画工名は4月刊前編書誌による〉
　　　『与太郎日記』　口絵・表紙　KAHO(霞峰)　中井苔香　日吉堂（6月）
　　　『箱根心中』　　表紙等装幀　霞峰　嶺葉　　　春江堂（7月）
　　　『恋の岡崎』　　口絵・表紙　霞峰　刀水漁郎　日吉堂（8月）
　　　『須磨子』　　　口絵・装幀　霞峰　北島春石　春江堂（8月）
　　　『花あやめ』　　口絵・装幀　霞峰　黒法師　　春江堂（9月）
　　　『あで姿』　　　口絵・装幀　霞峰　豊秋生　　中村日吉堂　（9月）
　　　『うき苦労』　　口絵・装幀　霞峰　篠原嶺葉　春江堂（前編　10月）〈後編未見〉
　　　『みだれ菊』　　口絵・装幀　歌寿美(霞峰)　菊本秀幸　中村日吉堂（11月）
　　　『縁不縁』　　　口絵・装幀　霞峰　北島春石　春江堂（前後編　12月）〈2ﾍﾟｰｼﾞ大折込口絵〉
　　　『桜吹雪』　　　口絵・装幀　霞峰　柳雨生　　中村日吉堂（12月）

　☆　大正六年（1917）

　◯「国立国会図書館デジタルコレクション」（大正六年刊）
　　　川北霞峰画
　　　『つきぬ涙』　　口絵・装幀　霞峰　篠原嶺葉　　春江堂（前後編　1月）
　　　『お沢の霊』　　口絵・表紙　霞峰　斎藤笹舟　　日吉堂（3月）〈2ﾍﾟｰｼﾞ大折込口絵〉
　　　『月に立つ影』　口絵のみ　　霞峰　小島孤舟　　春江堂（前後編　4･6月）
　　　『魔の恋』　　　口絵・装幀　霞峰　斎藤笹舟　　日吉堂（4月）〈2ﾍﾟｰｼﾞ大折込口絵〉
　　　『本所七不思議』口絵・装幀　霞峰　松林伯知　　春江堂（5月）（長編妖怪文庫）
　　　『後藤小源太』　口絵・装幀　霞峰　揚名舎桃李　春江堂（5月）（長編妖怪文庫）
　　　『八百八狐』　　口絵・装幀　霞峰？宝井馬琴　　春江堂（5月）（長編妖怪文庫）
　　　『さくら子』　　口絵・装幀　霞峰　渡辺黙禅　　春江堂（前後終編　6月）〈後編のみ2ﾍﾟｰｼﾞ大折込口絵〉
　　　『やげん堀』　　口絵・装幀　霞峰　北島春石　　春江堂（大正6年刊）

◯「近代書誌・近代画像データベース」（国文学研究資料館・大正六年刊）
　　　川北霞峰画
　　　『こゝろの力』口絵のみ　霞峰　稲岡奴之助　春江堂（2月）〈画像欠、書誌による〉　

　☆　大正七年（1918）

　◯「国立国会図書館デジタルコレクション」（大正七年刊）
　　　霞峰画
　　　『千鳥の唄』口絵・装幀　霞峰　　　　北島春石　春江堂（前後編　1月）
　　　『夢の浮橋』口絵・表紙　霞峰　　　　篠原嶺葉　春江堂（4月）〈画像欠、書誌による、後編5月刊〉
　　　『人の力』　口絵　霞峰・装幀　未詳　大橋青波　春江堂（前後編　5月）
　　　『恋女房』　口絵・挿絵・装幀　霞峰　小栗・谷合作　岡村書店（7月）（新装小説集2）
　　　『恋学士』　口絵・装幀　　　　霞峰　小栗風葉　岡村書店（前後編　7月）（新装小説集4）
　　　『鬼士官』　口絵・挿絵・装幀　霞峰　小栗風葉　岡村書店（7月）（新装小説集5）
　　　『死美人』　口絵・装幀　霞峰　　　　桜木路紅　春江堂　（7月）〈2ﾍﾟｰｼﾞ大折込口絵〉
　　　『朝霧小唄』口絵・装幀　霞峰？　　　北島春石　春江堂　（11月）
　　　『女の面』　口絵・装幀　霞峰　　　　大橋青波　春江堂　（12月）
　
　☆　大正八年（1919）

　◯「国立国会図書館デジタルコレクション」（大正八年刊）
　　　霞峰画
　　　『憂きな草紙』口絵・装幀｢霞｣(霞峰)　　　小沢翠月　春江堂　（3月）
　　　『女の一念』　口絵・装幀　霞峰[かすみ]　島田孤村　春江堂　（4月）
　　　『粋きな小唄』挿絵　｢霞｣(霞峰)　　河内・松尾　　　岡村書店（9月）

　◯『帝国美術院第一回　美術展覧会図録』（文部省編　審美書院　大正八年十一月刊）
　　（近代書誌・近代画像データベース）
　　〝日本画之部
　　　川北華峰　「暮色」（其一）（其二）〟

　☆　大正九年（1920）

　◯「国立国会図書館デジタルコレクション」（大正九年刊）
　　　霞峰画
　　　『もの思ひ』口絵・装幀　霞峰　　　　中井苔香　日吉堂（3月）
　　　『秋雨の宿』口絵・表紙　霞峰[霞]印　斎藤金鴬　共成会（6月）
　　　『恋の恨』　口絵・装幀　霞峰　　　　飯塚春川　春江堂（9月）

　☆　大正十年（1921）

　◯「国立国会図書館デジタルコレクション」（大正十年刊）
　　　霞峰画『ｱﾝﾀﾞｧｾﾞﾝお伽噺』口絵のみ　霞峯　樋口紅陽訳　精華堂（8月）

　☆　大正十四年（1925）

　◯「国立国会図書館デジタルコレクション」（大正十四年刊）
　　　霞峰画『狼か娘か』口絵のみ　川崎霞峰　江見水蔭　樋口隆文館（前後編　9月）

　☆　大正年間（1912～25）

　◯「大正書画番附」（番付　編者未詳　大正年間刊）〔番付集成　下〕
　　（二段目　西）
　　〝前頭　土田麦仙　野田九浦　川北霞峰（他略）〟

　☆　昭和元年（大正十五年･1926）
　
　◯「近代書誌・近代画像データベース」（大正十五年刊）
　　　川崎霞峰画
　　　『春の歌』　　口絵・装幀　川崎霞峰　島川七石　樋口隆文館（前後終編　7月）（傑作叢書1）
　　　『愛と戦ふ人』口絵・装幀　川崎霞峰　小島孤舟　樋口隆文館（前後編　10月）
　　　『桜花咲く頃』口絵・装幀　川崎霞峰　小島孤舟　樋口隆文館（前後編　10月）
　　　『誰の怨みか』口絵・装幀　川崎霞峰　小林蹴月　樋口隆文館（前後編　10月）