◯『本朝画家人名辞書』下(狩野素川編・明治二十六年六月刊)
〝括嚢 増山雪斎の別号〟
〈下出『浮世絵師便覧』の括嚢と同人かどうか判然としないが、参考までに引いておく〉
◯『浮世絵師便覧』p212(飯島半十郎(虚心)著・明治二十六年(1893)九月刊)
〝括嚢(クワツノウ)大坂の人、錦画あり、◯寛政〟
◯『浮世絵備考』(梅本塵山編 東陽堂 明治三十一年(1898)六月刊)
(国立国会図書館デジタルコレクション)(54/103コマ)
〝括嚢【享和元~三年 1801-1803】大阪の人、錦絵を画けり〟
◯『浮世絵師伝』p63(井上和雄著・昭和六年(1931)刊)
〝活嚢
【生】 【歿】 【画系】 【作画期】文化
京都の人、祇園芸妓を画きたる合羽摺彩色の細絵あり〟
〈『浮世絵師伝』は「歴史的仮名遣い」による表記のため、「活囊」は「カ」ではなく「ク」の項目に入っている〉