〔関〕※（よみ）は当館の読み
◯『本朝画家人名辞書』（狩野寿信編・明治二十六(1893)年刊）
（国立国会図書館・近代デジタルライブラリー）
関月（かんげつ）
〔蔀関月、名ハ徳基、字ハ子温、通称ヲ原二ト云フ、大坂ノ人ナイｒ、画ヲ月岡雪鼎ニ学ビ、後雪舟ニ私淑シ、参ス
ルニ和漢ノ古法ヲ以テシ、殊ニ山水人物ヲ巧ニス、兼テ詩書ヲ能クス、大坂天満祠ニ掲グル所篠崎伊賀守ノ額画ハ、
世ニ絶作ト称ス、寛政九年十月歿ス、年五十一〕
関牛（かんぎゅう）〔蔀関牛ハ関月ノ子ナリ、名ハ徳風、字ハ子偃、画ヲ父ニ額ブ、文化年中〕
◯『浮世絵師人名辞書』（桑原羊次郎著・教文館・大正十二年(1923)刊）
（国立国会図書館・近代デジタルライブラリー）
関月（かんげつ） 〔月岡雪鼎の門人、蔀氏、名は徳基、字は子温、俗称原二、寛政九年十月廿一日没、五十一歳〕
関牛（がんぎゅう）〔蔀氏、関月の男、名は徳風、字子偃、荑楊斎と号す、文化頃〕
〔観〕※（よみ）は当館の読み
◯『浮世絵師人名辞書』（桑原羊次郎著・教文館・大正十二年(1923)刊）
（国立国会図書館・近代デジタルライブラリー）
観雪（かんせつ）
〔菊麿 歌麿門人、或は喜久麿と書す、喜多川氏、墨亭と号す、文化元年頃、月麿と改む、後観雪と号す〕
◯『浮世絵師伝』（井上和雄編・昭和六年(1831)刊）
（国立国会図書館デジタルコレクション）
観雪斎（かんせつさい） 〔月麿 喜多川を称す、墨亭・観雪斎・遒斎等の号あり〕
観中堂（かんちゅうどう）
〔嵩之 佐脇氏、初代一蝶門人、初め英一水・嵩椿等の号、後に果々庵・東窓翁・一翠斎・中岳斎・一岳堂・観中堂
・東宿・幽篁斎・幽篁亭等数号あり〕