◯『無名翁随筆』〔燕石〕③295（池田義信(渓斎英泉)著・天保四年(1833)成立）
（「柳文朝」の項）
〝今二代目柳文調は、尾張町の辺に居住すと云り、呉服屋の仕入物などに画名見ゆ、文化、文政の頃也〟
◯『増補浮世絵類考』（斎藤月岑編・天保十五年(1844)序）
（「柳文朝」の項）
〝今二代目柳文朝は、尾張町の辺に居住すと云り、呉服屋の仕入物などに画名見ゆ。文化、文政の頃也〟
◯『新増補浮世絵類考』〔大成Ⅱ〕⑪221（竜田舎秋錦編・慶応四年(1868)成立）
〝二代目文朝〟（名前のみ）
◯『浮世絵師便覧』ｐ226（飯島半十郎(虚心)著・明治二十六年(1893)刊）
〝文朝 二世文朝、◯文化〟
◯『浮世絵備考』（梅山塵山編・東陽堂・明治三十一年(1898)刊）
（国立国会図書館デジタルコレクション）（61/103ｺﾏ）
〝柳文朝 二世【文化元～十四年 1804-1817】其の伝詳ならず〟
◯『浮世絵師伝』p167（井上和雄著・昭和六年(1931)刊）
〝文朝 二代
【生】 【歿】 【画系】初代文朝門人 【作画期】文化～文政
柳氏を称し、南柳斎と号す、尾張町辺に住せり〟