◯『浮世絵備考』（梅本塵山編 東陽堂 明治三十一年(1898)六月刊）
（国立国会図書館デジタルコレクション）（63/103ｺﾏ）
〝嶺斎北雄【文化元～十四年 1804-1817】為一の門弟歟、なほ考ふべし〟
◯『浮世絵師伝』p182（井上和雄著・昭和六年(1931)刊）
〝北雄
【生】 【歿】 【画系】葛飾派か 【作画期】
嶺斎と号す、肉筆の上手なりと云ふ〟
〈「日本古典籍総合目録」には北雄名の作品は見当たらない。ただ「嶺斎画」が一点ある。文政六年(1823)刊行の狂歌
本『駅路鈴』がそれで、鈍々亭和樽輯、柳々居(辰斎)・嶺斎画とある〉
△『増訂浮世絵』ｐ242（藤懸静也著・雄山閣・昭和二十一年(1946)刊）
〝北雄 嶺斎と号す、布袋図あり〟