Top浮世絵文献資料館浮世絵師総覧
☆ ほくしゅう しゅんこうさい 春好斎 北洲浮世絵師名一覧
〔生没年未詳〕
   ☆ 享和二年(1802)    ◯『洒落本大成』第二十一巻    松好斎北洲画『青楼日記』署名「北洲画」白陽東魚作    〈この北洲は松好斎(春好斎)北洲。春好斎の北洲改名は文政元年とされるが?〉    ☆ 文化五年(1808)     ◯「絵本年表」(〔目録DB〕は「日本古典籍総合目録」)   ◇絵本(文化五年刊)    春好斎北洲画    『絵本箱根の初花』八冊 春好斎北洲画 文化五?〔目録DB〕     〈春好斎の北洲改名は文政元年とされる。文化五年刊?とあるので、春好斎画とみなした〉    ☆ 文化七年(1510)    ◯「日本古典籍総合目録」(国文学研究資料館)   ◇絵入根本(文化七年刊)    春好斎画『文月恨切子』四冊 春好斎画 河内屋太助板(「国書所在<文化七年>」)    ◯「絵入根本」(「絵入根本の世界」大阪市立図書館・第50回大阪資料・古典籍室1小展示資料)   ◇絵入根本(文化七年刊)    春好斎北洲画『文月恨切子』一冊 春好斎北洲画 並木永輔作    ☆ 文化八年(1811)     ◯「絵本年表」(〔漆山年表〕は『日本木版挿絵本年代順目録』)   ◇絵本(文化八年刊)    春好斎北洲画『三勝櫛赤根色指』八冊 浪華春好斎戯画 曲亭馬琴序 河内屋太助板〔漆山年表〕    ☆ 文化年間(1804~1817)    ◯「日本古典籍総合目録」(国文学研究資料館)   ◇歌舞伎絵本(文化年間刊)    春好斎北洲画『梅都戯台俤』三冊 松好斎半兵衛・春好斎北洲画 文化年間?〔目録DB〕    ☆ 文政元年(1818)      春好、春好斎北洲と改名(井上和雄著『浮世絵師伝』藤懸静也著『増訂浮世絵の研究』)    ☆ 文政二年(1819)      ◯「絵本年表」(漆山又四郎著『日本木版挿絵本年代順目録』)   ◇絵本(文政二年刊)    春好斎北洲画『絵本黄金鱐』七冊 画工春好斎治兵衛 作者和泉屋弥四郎 河内屋太助板〔漆山年表〕     〈〔目録DB〕は文政三年刊〉       ☆ 文政三年(1820)    ◯「日本古典籍総合目録」(国文学研究資料館)   ◇絵入根本(文政三年刊)    春好斎北洲画『絵本黄金鱐』八冊 暁鐘成・春好斎北洲・春陽斎北敬・春貞画 河内屋太助板〔目録DB〕      ◯『無名翁随筆』〔燕石〕③312(池田義信(渓斎英泉)著・天保四年成立)   (「葛飾為一」の項、北斎門人)
    「葛飾為一系譜」     〝北斎と号しての門人 北洲【大坂ノ産、錦絵、ヨミ本アリ】〟    ☆ 刊年未詳    ◯「日本古典籍総合目録」(国文学研究資料館)   ◇演劇(刊年未詳)    春好斎北洲画『浪花詠戯場振芸』春好斎北洲画(注記「京阪歌舞伎年表等による」)    ☆ 没後資料(下出『浮世絵師伝』の作画期を参考にして、以下の資料を没後とした)    ☆ 天保十三年(1842)    ◯「絵入根本」(「絵入根本の世界」大阪市立図書館・第50回大阪資料・古典籍室1小展示資料)   ◇絵入根本(天保十三年刊)    春好斎北洲画『絵本黄金?』(?は「しゃちほこ」) 春好斎北洲画 天保13〈文政三年参照〉    ☆ 弘化元年(天保十五年・1844)    ◯『増補浮世絵類考』(ケンブリッジ本)(斎藤月岑編・天保十五年(1844)序)   (「葛飾為一」の項、北斎門人)
    「葛飾北斎系譜」     〝北斎と号しての門人      北洲 大坂産 錦絵よみ本あり〟    ☆ 明治以降(1868~)       ◯『新増補浮世絵類考』〔大成Ⅱ〕⑪188(竜田舎秋錦編・慶応四年成立)   (「宮川氏系譜」の項)
    「宮川長春系譜」     〝(葛飾北斎門人)北洲    大坂産、錦絵読本アリ〟    ◯『近古浮世絵師小伝便覧』(谷口正太郎著・明治二十二年(1889)刊)   (名前のみ、記事なし)   〝浪速     一峯斎馬円・春好斎北洲・歌川広貞・長谷川貞信・柳斎重春    浪速    歌川国広・歌川芳国・戯画堂芦雪・青陽斎春子・五瓢亭貞芳〟    ◯『葛飾北斎伝』p330(飯島半十郞(虚心)著・蓬枢閣・明治二十六年(1893)刊)   (葛飾北斎の門人)   〝北洲 大坂の人。雪花亭と号す。錦画、読本を画く多し〟    ◯『浮世絵師便覧』p206(飯島虚心著・明治二十六年刊)   〝北洲(ホクシウ) 葛飾を称す、北斎門人、大坂の人、雪花亭、又春好斎と号す〟    ◯『浮世絵師伝』p178(井上和雄著・昭和六年(1931)刊)   〝北洲    【生】           【歿】    【画系】松好斎及、北斎門人 【作画期】文化~天保    大阪の人、初め春好、文政元年、春好斎北洲と改む、別に雪花亭の号あり、役者絵及び読本の挿画など    多く、作画期は文化半ば頃より元保初期に及べり、居所石屋橋東詰〟    ◯『浮世絵年表』(漆山天童著・昭和九年(1934)刊)   ◇「文化八年 辛未」(1811)p181   〝五月、大阪の浮世絵師春好斎の画ける『三勝櫛赤根色指』出版〟    △『増訂浮世絵』p201(藤懸静也著・雄山閣・昭和二十一年(1946)刊)   〝春好斎北洲    初め松好斎の門人で春好と称し、文政元年に北斎の門下となり、春好斎北洲と改めた。別に雪花亭の号    がある。役者絵及び読本の挿絵を多く作つた。浪花錦絵界の大立物で、その門下が頗る多く、その発展    に貢献する所最も顕著である。二枚続の錦絵を一枚づゝ門下と合作したものがある。例へば、春好と署    名し、春蝶、又はあし国と合作したもの、或は春好斎北洲と署名し、春陽斎北敬と合作したものゝ如き    である。また大首に顔面の表情を巧にあらはしたものでは、加藤清正に扮した中村歌右衛門の如きは、    その著例である。その作画期は文化半より天保初期に及ぶであらう〟     (流光斎-松好斎の「浪花錦絵」系統図)
       「流光斎-松好斎系統図」    ◯「日本古典籍総合目録」◯「日本古典籍総合目録」(国文学研究資料館)    春好斎北洲    作品数:7点(「作品数」は必ずしも「分類」や「成立年」の点数合計と一致するとは限りません)    画号他:北洲・春好斎・春好斎北洲    分 類:絵入根本4・絵本2・洒落本1・歌舞伎1・演劇1    成立年:享和2年(1点)文化5?・8年(2点)(文化年間合計3点)文政3年(1点)    〈文化年間刊行の歌舞伎絵本『梅都戯台俤』は松好斎半兵衛と合作。読本は一点もない〉   (春好斎名の作品)    作品数:3    画号他:春好斎    分 類:歌舞伎絵本1・絵入根本2    成立年:文化5・8(2点)