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☆ ほくおう 北鷹浮世絵師名一覧
〔寛政3年(1791) ~ 安政3年(1856)・66歳〕
 ☆ 文政三年(1820)    ◯『北斎麁画』(葛飾戴斗筆・文政三年序)   (奥付に)   〝東都画工 葛飾戴斗筆    尾張名古屋 校合 門人 月光亭墨仙 戴璪 北鷹 月斎歌政〟    <金沢美大附属図書館「絵手本DB」に画像があります>    ☆ 没後資料    ◯『葛飾北斎伝』p329(飯島半十郞(虚心)著・蓬枢閣・明治二十六年(1893)刊)   (葛飾北斎の門人)   〝葛飾北鷹 尾州名古屋の人〟    ◯『浮世絵師便覧』p206(飯島虚心著・明治二十六年刊)   〝北鷹(ホクヨウ) 葛飾と称す、北斎門人、名古屋の人〟    〈飯島虚心は「ほくよう」と呼んでいる〉    ◯『浮世絵師伝』p169(井上和雄著・昭和六年(1931)刊)   〝北鷹    【生】  【歿】  【画系】北斎門人  【作画期】文化~文政    名古屋の人、寿々と号す〟    <「日本経済新聞社」2009年4月21日付夕刊「幻の弟子「北鷹」の作品発見」の記事によると、「北鷹は、尾張藩士     で通称を水野善左衞門、名を継之といい、文化年間(1804-18)の初期に、江戸で北斎に師事した。画名は北鷹のほか    「桑亭」を名乗り、後年、葛飾以外お様式を学んで「蕃谷」と改名していることも判明した。没年は安政三年(1856)     66歳の時である」とある>