◯『葛飾北斎伝』p328(飯島半十郞(虚心)著・蓬枢閣・明治二十六年(1893)刊)
(葛飾北斎の門人)
〝白瑛 江戸の人。福知氏〟
〈飯島虚心は福知白瑛と葛飾白瑛と混同している〉
◯『浮世絵師便覧』p205(飯島虚心著・明治二十六年刊)
〝白瑛(ハクエイ) 葛飾、◯北斎門人 ◯文政〟
◯『鑑定必携日本画人伝』巻之一【カ】ノ部 京都版(北村佳逸編 細川清助 明治二十八年四月刊)
(国立国会図書館デジタルコレクション)
〝葛飾白瑛 北斎ニ学ビ、浮世ヲ画ク、文化二年没ス〟
〈この没年は何に拠ったものであろうか〉
◯『浮世絵師伝』p147(井上和雄著・昭和六年(1931)刊)
〝白瑛
【生】 【歿】 【画系】北斎門人 【作画期】文化
葛飾を称す〟
〈「日本古典籍総合目録」は福智白瑛の別称として葛飾白瑛の名をあげ二人を同人視しているが、作品十三点はすべて
福智白瑛か桂中楼白瑛名であり、葛飾白瑛名の作品は一点もない〉