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☆ えい「英・影」の字が付く浮世絵師浮世絵師名一覧
  〔英〕(よみ)は当館の読み  ◯『本朝画家人名辞書』(狩野寿信編・明治二十六(1893)年刊)    (国立国会図書館・近代デジタルライブラリー)    英之(えいし)  〔高嵩谷ノ女ナリ、嵩雪ト号ス、画法ヲ父ニ受ケ、能手ノ誉アリ、寛政三年六月歿ス〕    英二(えいじ)  〔菊川英二ハ英山ノ父ナリ、狩野ノ画補ヲ修ス、文化頃〕    英里(えいり)  〔菊川英山ノ門人ナリ、安政頃〕    英山(えいざん)     〔菊川英山万五郎ト称ス、名ハ俊信、重九斎ト号ス、画法ヲ友人岩窪北渓ニ学テ、妙趣ヲ得タリ、文政年中ノ人〕    英泉(えいせん)     〔池田英泉、名義信、善四郎ト称シ、一筆菴ト号ス、初メ狩野氏ノ画法ヲ学、後自ラ一家ノ風格ヲ出シ、尤モ美      人武者画ヲ巧ニス、嘉永元年八月歿ス、年五十七〕    英信(えいしん) 〔菊川英山ノ門人ナリ、安政頃〕    英一(えいいち) 〔菊川英山ノ門人ナリ、安政頃〕    英寿(えいじゅ) 〔伊三郎ト称シ、英斎ト号ス、江戸ノ人ナリ、画法ヲ池田英泉ニ学、嘉永年中〕    英章(えいしょう)〔菊川英山ノ門人ナリ、安政頃〕    英蝶(えいちょう)〔菊川英山ノ門人ナリ、安政頃〕     英春(えいしゅん)〔大木英春ハ江戸ノ人ナリ、画ヲ池田英泉ニ学ブ、嘉永年中〕  ◯『古代錦絵画家人名辞書』(浅野気山校訂 慶文堂書店 大正四年(1915)七月刊)    (国立国会図書館デジタルコレクション)    英泉(えいせん) 〔池田善四郎と云ふ 一筆庵と号す 狩里(ママ)に入る 嘉永元年八月五十七歳にて没す〕    英山(えいざん) 〔(吉川万五郎と云ふ 重九斎と号す 北渓の門人なり〕    英信(えんしん) 〔菊川と云ふ 英山の門人なり〕    英二(えいじ)  〔英山の父なり 安政年中の人なり〕    英一(えいいち) 〔菊川と云ふ 英山の門人 安政年中の人なり〕    英里(えいり)  〔菊川と云ふ 英山の門人 安政年中の人なり〕    英春(えいしゅん)〔菊川と云ふ 英山の門人 安政年中の人なり〕    英章(えいしょう)〔菊川と云ふ 英山の門人 安政年中の人なり〕    英之(えいし)  〔菊川と云ふ 英山の門人 安政年中の人なり    ◯『浮世絵師人名辞書』(桑原羊次郎著・教文館・大正十二年(1923)刊)    (国立国会図書館・近代デジタルライブラリー)    英一(えいいち) 〔嵩谷 嵩之の門人、高久氏、英一、楽只斎、屠龍翁、湖蓮舎、翠雲堂の号あり〕    英一(えいいち) 〔英泉門人、后に英山門人と云ふ、静斎と号す〕     英賀(えいが)  〔英山門人、菊川氏〕    英暁(えいぎょう)〔英泉門人、弘化頃〕    英玉(えいぎょく)〔英山門人〕    英斎(えいさい) 〔勝川春英門、文政頃〕    英斎(えいさい) 〔泉寿 英泉門人、俗称伊三郎、英斎と号す、大阪の人、天保頃〕    英山(えいざん)     〔菊川氏、名は俊信、俗称近江屋万五郎、重九斎と号す、初めは父英二に学び、次ぎて南嶺の門人となる、北渓      を友として北斎流を画く、歌麿没後、歌麿が画風に似せて板絵の美人を出せり、慶応三年没、八十一歳〟    英山(えいざん) 〔野沢氏、文政頃〕    英子(えいし)  〔英山門人〕    英之(えいし)  〔英泉門人、俗称源次郎、米花斎と号す、后に英山門人となる、天保頃〕    英之(えいし)  〔佐脇嵩雪の女、名は満佐、寛政三年六月三日没、早世〕    英時(えいじ)  〔石燕門人〕    英寿(えいじゅ) 〔英泉門人、酒井氏、俗称伊三郎、英(ママ)斎と号し、一筆庵と号す、浪花に住す〕〈英斎は景斎の誤記か〉    英秀(えいしゅう)〔英山門人、菊川氏、文化頃〕    英重(えいじゅう)〔英山門人〕    英春(えいしゅん)〔英泉門人、後に英山門、大木氏、天保頃〕    英章(えいしょう)     〔英山門人、浅野氏と同名なり、故に光一英章といふ、狂言作者なり、一に英笑に作る、文政頃、京師産〕    英笑(えいしょう)     〔英泉門人、師没後(ママ)英山門人と云ふ、京師の人、最初春川五七門人にて、春斎と号す、江戸に移りて英泉門      人となり英蝶と号す、光一英章と同人なり、文政頃〕    英松(えいしょう)〔英泉門人、弘化頃〕    英信(えいしん) 〔英山門人、俗称安五郎、摺物多し〕    英真(えいしん) 〔英山門人〕    英泉(えいせん)     〔菊川英山の父・英二の家に寓居す、故に自然と英山門と見做さる、渓斎と号す、名は義信、一茂義、字は混声、      俗称善次郎、後に里介無名翁、国春楼、桜北亭等の号あり、戯作名を一筆庵可候といふ、初め狩野白珪斎の門      に入る、後又一時狂言作者、篠田金治の門に入り、千代田才一と云ふ、壮時放蕩無頼なりしが、 晩年前非を      悔へ、父母に事へて至孝なり、其他奇行多し、嘉永元年七月廿二日没、五十九歳〕    英川(えいせん) 〔野沢氏〕    英忠(えいちゅう)〔河合氏、東京朝日新聞に執筆〕    英蝶(えいちょう)〔英山門人、始め春川五七門人、京師の人、英章と同人〕    英蝶(えいちょう)〔京師人、光一英笑の初名〕    英徳(えいとく) 〔英山門人〕    英得(えいとく) 〔英泉門人、一陽軒と号す〕    英里(えいり)  〔英山門人、冬木氏〕    英柳(えいりゅう)〔英山門人〕    英親(ひでちか?)〔建部巣兆を見よ〕    英政(ひでまさ?) 〈記事なし〉  ◯『浮世絵師伝』(井上和雄編・昭和六年(1831)刊)    (国立国会図書館デジタルコレクション)    英斎(えいさい) 〔泉寿 英泉門人、大阪の人、英斎と号す、天保〕    英笑(えいしょう)〔英蝶の前名〕    英林散人(えいりんさんじん)〔二代嵩嵺 高氏、二代嵩谷の男、一に嵩綾、初め嵩英といふ、英林散人と号せり〕   〔影〕(よみ)は当館の読み  ◯『浮世絵師伝』(井上和雄編・昭和六年(1831)刊)    (国立国会図書館デジタルコレクション)    影斎 (えいさい) 〔北曜 北斎門人、影斎と号す、文化〕    影花堂(えいかどう)〔重長 西村氏、初め影花堂と号し、後ち仙花堂と改め、別に百寿といふ〕