Top浮世絵文献資料館浮世絵師総覧
 
☆ あやおか いけだ 池田 綾岡浮世絵師名一覧
〔文化14年(1817)~ 明治20年(1887)5月24日・71歳〕
   ☆ 安政五年(1858)
 ◯「三幅対衢占語葉(さんぷくつゐつじうらことば)」(番付・安政五年夏刊『日本庶民文化史集成』第八巻所収)   〝茶番 おもしろい 綾岡輝松 〈書家・浮世絵師。茶番狂言も得意だったのだろう〉    滑稽 世界だヨ  桂心居貞之〈『俳諧浅草名所一覧』(広重画)の作者。「滑稽」の意味がよく分からない〉    狂言       文亭梅彦〟〈歌舞伎作者。四方梅彦の名で合巻・人情本・読本も手がけた〉    ☆ 万延元年(安政七年・1854)     ◯「絵本年表」(〔漆山年表〕は『日本木版挿絵本年代順目録』〔目録DB〕は「日本古典籍総合目録」)   ◇絵本(万延元年刊)    池田綾岡画『北蝦夷餘誌』一冊 嵩高 綾岡画その他 伊勢松浦竹四郎著 多気志楼蔵板〔漆山年表〕    ☆ 文久元年(万延二年・1861)    ◯「【芸園通家】三是相流行合性(さんぜそうときにあいしやう)    (番付・文久元年春刊『日本庶民文化史集成』第八巻所収)   〝奈良屋 好こそ  綾岡輝松   〈通称・奈良屋吉兵衛〉    四方  ものゝ  柳屋梅彦   〈戯作名は四方梅彦〉    三河屋 上手なれ 清元延寿太夫〟〈延寿太夫は谷中屈指の質屋三河屋の生まれ〉     ◯「東都自慢華競(えどじまんはなくらべ)」(番付・文久元年八月刊『日本庶民文化史集成』第八巻所収)   〝傭書 名代の  宮城玄魚     口画 つはもの 綾岡輝松〈傭書は筆耕、口画は口絵か〉    ☆ 没後資料    ◯『浮世絵師伝』p3(井上和雄著・昭和六年(1931)刊)   〝綾岡    【生】文化十四年(1817) 【歿】明治廿年(1887)五月廿四日-七十一    【画系】         【作画期】嘉永~明治    池田氏、通称奈良屋吉兵衛、綾岡輝松と号す、団扇絵の意匠をよくし、又書に堪能なり。はじめ本石町    川岸に住せり〟    ◯「幕末明治の浮世絵師伝」『幕末明治の浮世絵師集成』p86(樋口弘著・昭和37年改訂増補版)     〝綾岡(あやおか)    池田氏、通称は奈良屋吉兵衛、綾岡輝松と号した。団扇絵に巧みであった。その作画期は、嘉永より明    治に及ぶ。文化十四年(1817)生れ、明治二十年(1887)、七十一才で没した〟    ◯「日本古典籍総合目録」(国文学研究資料館)    作品数:3点(「作品数」は必ずしも「分類」や「成立年」の点数合計と一致するとは限りません)    画号他:池田綾岡・洗心斎綾岡・綾岡    分 類:建築1・遊戯(かるた)1・狂歌1    成立年:慶応3~4年(2点)    〈三点あるうち、分類に「建築」とあるのは「東都築地ホテル館之図」(池田綾岡画・慶応四年(1868)刊)。「遊戯」     の『源氏かるた絵合』(洗心斎綾岡画・刊年記載なし)と「狂歌」『俳諧歌広幡集』(面倒撰、柴田是真・綾岡画、     慶応三年刊)の画者・綾岡が池田綾岡と同人であるかどうか、年代的に言えば同人とも思われるが、未詳〉