キハ702が銀幕に登場しました!
北野 武 脚本・監督作品 映画 「アキレスと亀」 2008年9月20日公開!





平成20年2月24日(日)
柵原ふれあい鉱山公園で、北野武 脚本・監督映画「アキレスと亀」の撮影が行われました。


吉ヶ原には、旧・片上鉄道の車両や施設だけでなく、沿線風景も昭和の情景がよく残っています。

「車両が動くうちに…!」
動態保存車両にも寿命があり、いつの日か、動かなくなる時がやってきます。
映画のワンシーンで車両を走らせることは、保存会一同、長年の夢でもありました。
今回、吉ヶ原をロケ地に選んで頂いたことを、本当に嬉しく思います。

いよいよ撮影日が決まり、キハ702は本番に備えて入念な点検を実施。
さぁ、はりきって迎えたロケ当日は・・・!?


多くの人々の協力で成し得た、ロケ当日の模様をご紹介いたします。




保存会会員は撮影前日に吉ヶ原へ。
夜に降り始めた雪で、吉ヶ原駅は薄化粧。いつもなら、翌朝の銀世界にちょっぴり期待しますが
今回は状況が違います。雪があると撮影できないのです!

「このぶんならそんなに降らないね。太陽が昇ると全て溶けそうだね。」
そして、仮眠しました。

撮影当日午前3時。まさかの大雪に驚きと不安が…
万一に備えて待機していた軌陸車が出動。レール踏面の除雪を開始します。
まだ暗いうちから、人力によるポイントの除雪も開始。


午前8時。雪は溶けるどころか、さらにまとまった降雪があり。
とても綺麗なのですが… この日ばかりは誰も雪を望んでいません。
この状況では撮影延期かと思われましたが、撮影現場では着々と準備が進んでいきます。


とにかく人海戦術で、撮影現場の除雪作業。
雪だるまを作って遊んでいる訳ではありません。背景となる草地の雪をすべて取り除きます。
線路の融雪にはガスバーナーや、高圧洗浄機も導入。

車両に積もった雪も下ろします。屋根に上って作業するのは、保存会会員。

天気は回復に向かっているようですが、作業中も雪が降ったり止んだりで、予断を許しません。
せっかく除雪したところに、また雪が…


ようやく除雪作業が終わったところで、昼食になりました。
地元の方々が用意して下さった、黄ニラ雑炊と豚汁が大好評! とってもおいしかったです。
用意された60人分はあっという間になくなったとか!

黄ニラは地元、柵原の特産品。旧・柵原鉱山の坑道を利用して栽培されています。



いよいよ撮影開始! 照明の光を浴びて、ちょっと緊張している(?)キハ702。
いつもは静かな吉ヶ原ですが、この日は騒然とした雰囲気に包まれました。
映画の撮影は、本当にたくさんのスタッフが必要なんですね。


昭和の時代にタイムスリップ。美咲町のみなさんもエキストラとして撮影に参加しました。
キハ702は昭和11年製造。昭和の時代を駆け抜けた車両です。
かつての車内の情景は、まさにこのような感じだった事でしょう。

午後からも時折雪がちらつく、寒い一日となりました。
みなさま、本当にお疲れさまでした。


短いシーンではありますが、是非DVDなどでご鑑賞頂ければと思います。



オフィス北野のホームページで、予告編が公開されています。
( 「アキレスと亀」オフィシャルサイト : http://www.office-kitano.co.jp/akiresu/ )






 トップページへ戻る