我が家の子供たち 「 クローキング・グーラミィ 」


クローキング・グーラミィ/Trichopsis vittatus (Cuvier et Valenciennes,1831)
全長約6cm
野生下での餌:ボウフラ・ミジンコ・イトメ 等
飼育下での餌:黒ボウフラ・赤虫・イトメ・ブラインシュリンプ・各種人工飼料 等
価格:¥150〜¥500 熱帯魚はサイズや店によってかなり値段にばらつきがあります

現在の飼育状況
水槽 : コモン治療室(?)(プラケースみたいなヤツ) ※1ペア収容
ろ過 : 無し


クローキングは鳴く!!本当に鳴く!!
熱帯魚系雑誌を買って読んだことがある人なら、アナバンテット特集なんかがあった際に「タイの鳴く魚」
なんて見だしを見た事があるかもしれない。
今我が家には1ペアしかいなくておとなしいもんだが、いぜん7匹程をメダカ館(プラケースみたいなやつ)で
飼っていたとき、「ぐげげげげ、くここここ・・・」・・・と、まるでカエルのような鳴き声を偶に聞いていた。
面白いからみなさんもぜひ飼ってみてほしい。
ちなみに、クローキングはかなりビビリが多いです。
水草ガンガン突っ込んだ水槽で飼うと、水草に隠れっぱなしで楽しくないです。
泳ぐ姿が見たいなら、普通の混泳水槽の方が良いかもしれない・・・ただし、体色が格好良くなるのは
水草ガンガンの方です、水草の陰でブイブイいってます。


ルティ様に引き続き、繁殖行動現場こそ押えられませんでしたが
卵の世話をするお父さんの写真を撮る事ができました。
ちびっと紹介しましょう。

この写真の子はクローキング・グーラミィのオスです。
クローキングなどのベタの仲間のほとんどは、お父さんが卵や稚魚の面倒を見ます。
クローキングも泡巣と呼ばれるものを作って、卵や稚魚の世話をします。泡巣を上から見たらこんな感じ。けっこう厚みも幅もあるものをこしらえやがります。
泡巣のアップです。
黒っぽい縦長の稚魚が、泡に付いているのがわかりますか?
おとうさんは、卵が孵ってからも、稚魚が自分で泳げるようになるまではずっと泡巣の側に付きっきりです。巣から離れた稚魚達をやさしく咥えては巣に戻す・・・起きてる限りず〜〜〜〜〜っと繰り返されます。この写真の状態からだと、あと2日もすれば稚魚達が自由に泳ぎまわれるようになるでしょう、そしたらお父さんを巣から離すなりして、ゆっくり静養させてあげましょう。



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