屋久島・縄文杉トレッキング

2002年10月2日から4日まで

          

《写真左》鹿児島空港から屋久島まではプロペラ機で40分。エンジン音はゴウゴウと耳をつんざくが、低空を飛ぶため飽きない飛行だ。
《写真右》屋久島ランドで見つけた枯れ木。自然が創り出したジェラシックパークの一場面。

          

朝6:00に登山口を出発。まだ夜明け前で闇の静寂に包まれていたが、みるみるうちに明るさが増してくる。まずはトロッコ道を歩く。

          

トロッコ道は枕木が歩幅と合わず、又一定幅でないので歩きにくい。そして、ところどころにある鉄橋。眼下は巨大な岩が転がっている川。高さは約10bほどか。鉄橋には柵がないので、バランスを崩すと危険。


          

約4,50分で小杉谷に到着。昭和35年まで小学校と中学校があった。掲示板に貼られている当時の写真は我々の少年時代と同時代で懐かしい。
この敷地後で朝食。朝食と昼食はホテルで作ってくれる。この日は登山者が少なく、人の姿はここにも無い。


          

トロッコ道を歩くこと約8q。大株歩道入口に到着。ここでトロッコ道と別れ右手の木の階段を登る。いよいよ本格的登山の始まりだ。
この頃には秋の日差しが差し込んで来る。


          

屋久島の山は岩でできている。ところどころに巨岩が道を塞いでいる。ロープをつかってさらに上へ。足を痛めるのはこういう場所だ。


          

《写真左》登山者のためにつくられた階段。有り難いのだが、これがかなりきつい。
《写真右》ウィルソン株。テレビドラマで主人公の隠れ家となっていたところだ。中に賽銭箱が置いてあった。


          

巨大な屋久杉と深い森が急斜面を登るきつさを癒してくれる。


          

「ウォ〜デカイ!」と思わず天を仰ぐ。樹齢1000年を超えないと屋久杉とは呼ばないのだそうだが、どれも数千年の年輪を刻む。


          

《写真左》最後の階段。ここを登れば縄文杉だ。
《写真右》目の前に樹齢7000年を超える縄文杉の勇姿。歩き始めて3時間半が経過していた。観光写真では必ず掲載されているが、実際に目の当たり
      にすると、その荘厳さと神々しさに息を飲む。


          

《写真左》同じく縄文杉。
《写真右》下山途中で見つけた巨大な曲枝。


          

登山口に着いたのが午後2時半。ガイドさん無しの単独行だったためにかなり早めの往復となった。。