網走・・冬


「網走流氷三昧」とチラシにあったので、
気分転換に氷りの海でも眺めるか、と出かけたのが3月12日。
例年なら充分にオホーツクの海に浮かぶ真っ白な流氷と、
ペンギンとまで贅沢は言わなくても、
アザラシの一頭
ぐらいには遭遇できるはずでありました。

      

確かにサロマ湖(写真左上)や網走湖(写真右下)は一面に凍り付き、
おっかなびっくり湖面に足を踏み入れても
厚い氷はビクともしない。
翌日のクルージングの期待がイヤが上にも高まるのですが、
ホテル支配人は
「う〜ん、早めに帰っちゃった」
とつれないお言葉。



      

何が機嫌を損ねたのか、
一夜にして眞白き海は紺碧の大海と化し、
それでも船で追いかけ追いつけと
出張ってみても、ガリンコ、ガリンコの音もせず、
これじゃ南の海と同じじゃん。



      

しからば、転んでもタダでは引けぬと方針変えて、
雪まだ深い森のなかを乗馬トレッキングと洒落込んだ。
この馬牧場、知床・オホーツク大海を眼下に望む絶好のロケーション地にあり
ちょっと太り気味の写真右上のこの犬が、
トレッキング最中も終始心配げに付き添ってくれるのでした。


牧場主もものすごくフレンドリーで、投げやりのようで気遣い深く
「一日遊んでいっていいよ」
ふるさとはここにもありと感じ入った次第です。

写真下右はカモメを撮ったわけではありません。
牧場主が「白鳥公園」を案内してくれたので、当然、白鳥を
カメラに収めるつもりだったのに、
群がるカモメに包囲されて
身動きできず・・
の場面です。