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人は誰でも教師であり、生徒である。 究極の言葉だと思います。 教えてもらおうとしてばかりいる生徒。 そして、教えることに躍起になりすぎて 『押し売り』になってしまった学校。 その両方に送った言葉ではなかったのかな。 第1回目からずっと見てきて、OPで物を壊すたびに 私の「ドラマとはかくあるべし」という固定観念を見事にぶっ壊していってくれて、とても心地よかったです。 暫くは普通のドラマが見られそうにない・・・かも。
最終回のOP、結局壊せませんでしたね。 人の固定観念や、価値観はぶっ壊せても、その人の存在自体は 壊すことはできない。そう受け取りました。 人は卑怯でやらしい生き物だけれども、 やはり愛すべき生き物でもある。 私の中で、まさに南波次郎はその象徴でした。
最後に、中居ファンらしく(笑)、風間先生のことを。 もっと嫌なやつがよかったという意見を聞きますが、 私としては、ただ嫌なやつならここまで 一人の男に感動しなかったと思います(嫌なやつではありましたよ。自分が言い人そうに見えるところを十二分に利用していたし。) 体罰問題で一度は「教師とは何か」という壁にぶち当たって、 結局答えが出せないままに逃げていたけれど、 はからずもその答えを南波が出してくれた。 自分の人生観が大きく変わってしまうような人との出会いって そう簡単にありません。
ここまで彼について深くのめり込めたのはやはり 中居さんの力でもあると思います。 全身全霊で取り組んでいたというと大げさですが・・・。 呆れられるかな、こんなこと書いていると。 すみません、ドラマに出ている中居さんを見てファンになったので。 ただ、あの風間大輔は、他の誰にもできなかったと思います。 南波次郎が松本さん以外に考えられなかったように。
また長くなってしまってすみません。 結局、学校の先生は何か一つを教えるだけではすまなくて、 今まで通りかわりはないのかもしれないですが、 少しだけ、肩の力が抜けた気がします。 そこまで力まなくてもいいのかな、と。 まあ、なれるかどうかは分かりませんが(苦笑)。
それでは、失礼します。 |