平成23年(2011)3月11日 東日本を襲った大震災。しかし、その中で起きた原子力発電所の爆発に至る事故は単なる自然災害とは性格を異にしている。その被害は、人間の経済優先の活動が自然災害を増幅させたとも言える。事故による放射線の影響は今後も長期的に続くことと、原発の使用済み核燃料の処理方針が決まらないまま、その量を増やし続けていることが次世代に影響を及ぼさないかが気がかり。 事象や規模は全く異なるが、松尾鉱山の経済活動と、閉山後の今も収束の見通しのない中和処理の現実と重なるものを感じざるを得ない。 そんな思いを共有させる写真集。 昭和52年撮影の柏台地区と震災後に撮影した緑ヶ丘地区の写真で構成。 |
|
|
写真集希望者には実費負担でお分けします<完売しました> |