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TAM Music FactoryさんからこのBGMを拝借しました。
CGの「白拍子」に付けたBGMとのことです。古都のイメージが髣髴としてきます。

狐のお面です。
とはいえ、こちらはただの狐ではありません。
伏見稲荷の狐様なのです。お稲荷様と言うべきでしょう

正確には、稲荷大神の使い(眷属)なのです。
本当は、姿の見えない(白い)狐様だったのですね。
まあ、仮のお姿ということでしょうか。
ご利益は大のようです。もともとはイネがなまって稲荷に
なったといわれている通り、五穀豊穣が最大のご利益だった
ようですが、今では、むしろ商売繁盛が最大のようです。
他には、産業興隆・家内安全・交通安全・芸能上達の守護神
とされています。
稚児面です。嵯峨面と言われるものです。心を込めて
一枚一枚作られていることを知って、買っておいて
良かったとつくづく思っています。
洋紙ではもろく裂けてしまうので古書の和紙を使って
いるとのことです。この稚児面の場合には、優しさ
を念頭において、仮名文字で書かれたものを使用して
いるとのことです。彩色も日本絵の具を使って、
何度も塗り重ねているようです。
心を和ます味のある表情はそこから出てくるようです。
これも嵯峨面と記憶していますが、この表情のものは見当たりません。
稀に作られたものをたまたま買ったのでしょうか。
これは、ご存知お多福さんです。
お多福とおかめとはどこが違うのだろうと思っていましたが、
何でもおかめは実在の人物だったところが違うようです。
髪を結い上げているのがお多福で下ろしているのが、おかめと
いうことのようですが、そうするとこれはおかめかななどと
思ってしまいますが、お多福ということで売られていましたので
お多福としています。まあ、いずれにしても福を呼ぶらしいので
有り難いことです。
天狗のお面です。鞍馬山の天狗ではありませんが、
河童が川に出て、天狗は山に出ると相場は決まっています。
河童とは近い存在なのでしょうか。親しみを感じてしまいます。
天狗とはもともと中国で、流星を見て命名されたようです。
尾の流れる様子が狗(いぬ)に似ていたから天狗とのことですが、
誠に美しいネーミングですね。
また、自慢の権化で人間が鼻高々になるのを「天狗になる」
というのは天狗の高い鼻から来ているようです。
そんな人は、くわばらくわばらです。
時に川流れをしてしまう河童の方がご愛嬌で宜しいようで・・
般若のお面です。般若は、能面の中で怨霊系に入るそうです。
恨みに満ちた面のようですが、神の霊として崇められたそうで、
ほっとしています。怨霊を祓う意味もあるということです。
「般若」は仏教では智慧と訳し、あらゆる物事の本来のあり方を理解し
仏法の真実の姿をつかむ知性のはたらき、最高の真理を認識する知恵と
されています。
ギリシャのお面です。嘆きのお面とか言ってました。
完全に忘れてしまいましたが、確か、古代ギリシャの
王をかたどっているようでした。


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