seakayak


km101



中学生が作製したkm101 2008.7.6
進水時のテレビ新聞の取材
Mission:100m沖のブイを帆走でUターンして
出航時の場所に戻る。→大成功
4人乗っても浮力充分

http://seakayaksinjo.blog.fc2.com/blog-entry-53.html
双胴船(新庄わがまち自然再発見の会)
 カヌーやカヤックができるのなら、ヨットだって・・・・。
 ずいぶん前に海洋スポーツ施設でOP艇という一人乗りのディンギーを経験したことだけがたよりで、その気になって意気込んでみた。「乗りかけた舟」とはこのことかな・・・。

 板をよろい戸のように貼り合わせて作る船体はずいぶんと歴史ある手法であると知った。でも、ベニア板でいけるかな?
 セールは?、マストは?、風上に進めるの?
 まあ、やってみるか、と例によって、いろいろな写真からかたちをデザインしていく。

 綿テープじゃもたないな、やっぱりエポキシ接着剤とグラステープ。
 マストは、ステンレスもの干し竿"きらきらポール"、セールは"ブルーシート"これしかない。
 シーカヤックになかった大きな課題は、マストを支える構造である。ベニア板で荷重に耐えるには、力を分散させるしかないかなあ。細いステンレスワイヤーでステイを張って支えることにした。左右後方と前方の3方へステイを張るという基本方針をもった。それなら、前方のステイにも帆が張れる。
 ara105に至る基本設計はすぐに決まった。構想をHPにアップするとすぐにたくさんの方からアドバイスをいただいた。
 左右のステイはあまり後方にもってくると、ブームがあたり操作できなくなる。セールは立体構造のふくらみが必要。重心、風圧中心、ダガーボード位置、複雑な力学が求められることを教えていただいた。

 設計図面には2001.4.22の日付、着工したのは同8月1日。初めての進水は同年11月4日だったが、ラダーの接合部がこわれ、航行不能。セーリングの難しさを実感。
 翌年、2002年8月再挑戦。穏やかな風をうけて水面を滑り出した。うんいける。不安が吹き飛んだ。タッキングしながら、もとの場所にも戻ってこれました。
 セーリングには、風を読む”カン”と風を身方にするまで少し慣れが必要でした。
 風を受けて、水面を滑り出す。シートロープをひけば、舟をヒールさせ、ザーと波を切って走る。シーカヤックにはなかった感動がありました。
 
 ひとりで、手軽に海に出れないものか?シングルセールで小型化できないか。新たな課題への挑戦です。

ara105 2002.9.7 Sailing 田辺市扇ヶ浜ビーチ




D102

会員番号 1522
三 次 勝 三 さん
(広島県)


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