〜同窓会報 第6号〜

 

「同窓会活動を母校に還元する事業に」

                 同窓会会長 伊藤 誠

 2002年サッカーワールドカップの日本選手の活動に感動し、 北朝鮮による拉致事件被害者の一時帰国の報道では、国家、 家族とは、また24年間の年月は戻すことはできない現実など、 多くのことを考えさせられました。
 さて、平成14年度より同窓会活動を母校に還元する事業をな にか出来ないかと考え、6月と11月に、校内美化運動の協力と 銘打って、3ヵ所の花壇に花を植えました。この美化運動には、 生徒のボランティアによる参加も多く、同窓生と一緒になって 学校を良くしようとする気持ちが伝わってきました。 平成15、16年度の同窓会活動の重点目標は、次のようにしたい と思っています。

1.「母校に還元する事業を」
   ・校内美化運動の協力を継続する。
   ・部活動援助を充実させる。
   ・卒業記念品の見直し

2.前述の事業を実現させるために収支両面の改正、努力する。
   ・入会金の値上げ
   ・通信費の削減を実現したい
    理事会の案内を葉書からメールへ(すでに実行中)
    ホームページを開設して、同窓会報、総会の案内、活動
    報告などを掲載(25回生理事伊藤洋輔さんを中心に検討中)

 以上何とか実現できるよう役員一同頑張っております。

 会員の皆様の中で、私達と一緒に参加しても良いと思われる方、  まず、今回の総会の前に母校に集まって、校内に花を植え、ゴミ  を拾ってみませんか?お待ちしております。

 

「教育改革の中で」

                 校 長 前田 勝

 21世紀にはっても、わが国は経済不況から抜けることが出来ず、 先行き不透明な状況の中におかれています。そんな中、多方面で 多方面で懸命な改革が進められつつあり、学校教育もおおきな 改革の中にいます。
 学校も完全に週5日制になりました。必須クラブが廃止になった り、教科「情報」や「総合的な学習の時間」が来年からスタート することになっています。そして「開かれた学校づくり」や「特色 ある学校づくり」が求められています。
 蟹江高校も地域の方々から愛され、信頼されるために創立からの 校訓である「身・心・知」をもととして「あかるく元気で活力ある 学校」をめざして、600名弱の生徒(1学年5クラス、3学年合わせて 15クラス)と40名余の教職員(教員の中に3名の会員がいてくれます) が一丸となって励んでいます。蟹江高校の伝統を守り育てていくた めに、そして多様な生徒の個性や能力を開花させるために学校運営 に邁進したいと思っています。一万人余りの会員の皆様、ご理解と ご支援を賜りますようよろしくお願い申し上げます。最後になりま したが、同窓会のますますのご発展と、会員の皆様のご健康とご活 躍をお祈り申し上げます。

 

夢はぐくむ学校づくりの活動に参加して

                 前期生徒会長  内田 勝也

 今年、私達生徒会は「夢はぐくむ学校づくり」の活動に参加しまし た。その内容は文化祭で行った太鼓の演奏、同窓会の方々と一緒に行 った花植え、カリヨンの郷でのお年寄りの介護体験です。
 太鼓は西大海用太鼓保存会の人達に週一回「西大海用神楽太鼓」と 「巫女」の二曲を教えてもらいとても楽しい思い出を作ることができ ました。
 花植えの方では同窓会の方々に花の植え方、水のあげ方、その他に も沢山の事を教えてもらいながらプランターを花壇にサルビア、アメ リカンブルー、マリーゴールドなどの花を植えました。これには多く の生徒たちが参加してくれたので気持ち良く活動することができまし た。水やりは夏休み中も欠かすことはできないのでJRC部に人達と 協力して水やりをしました。その甲斐もあって夏休み中枯れることも なく今も綺麗に咲き続けています。
 カリヨンの郷ではみんな初めての体験にとまどいながらでしたが お年寄りにやさしく接してあげることもでき介護の難しさを実感し ていました。
 今回の体験で感じたことを大事にしてこれからの自分に生かして いきたいと思います。

 

「同窓会の御尽力に感謝します」

                 生徒会顧問 森田 剛

 先日、今年二回目、冬から春にかけての花を植え換えました。今回も、 同窓会の皆さんをはじめ教職員、生徒四十数名が活動に参加しました。
資金だけでなく人手も同窓会から出していただき、大変感謝しています。 同窓会員数もすでに一万人を超え、ひとまわり大きな組織になりましたが、 在校生と直接活動を共にするこうした例は他校ではほとんどありません。 新しい試みとして是非発展させたいことだと思います。
蟹江高校の現状について、危惧する声も一部にはありますが、良い面を受け継ぎ 、それを伝統として残す努力を生徒とともに行っていきたいと思います。


 編 集 後 記
「実は私ここの卒業生なんです。」保護者会でその一言がきっかけで、母親との 二者懇談は、とてもなごやかなムードで終わりました。同窓生というだけで、不思議 な親近感がわくものだと実感しました。そろそろ同級生の子供も入ってくるのかなと、 時の流れの速さに驚いたりもしました。
二年に一度の同窓会懇親会、昔の仲間と恩師の先生に声でもかけて、みんなでワイワイ やりませんか?

                  八回生 加藤陽三



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