えぴそーど番外   中継「優雅で感傷的な夜」



 去る9月20日(土)夜7時より、小松の居酒屋「かまど」でKUABEのOBによる、「桐村氏とお話しする会」が催されました。わずか10人の出席者でありましたが、25年ぶりの人、平成8年入学の人など多彩な顔ぶれで、大変盛り上がり有意義に時は過ぎていったのでありました。(実況アナ 桐村)

出席者(順不同) 72年入学長老の稲野氏(Hr)
           73年入学主役の桐村氏(Tb)みんなはなぜか丸桐さんと呼ぶ。
           75年入学頭が薄くなった桶谷氏(Tp)
           75年入学あいかわらずの神田大尉(Hr)
           入学年度忘れたが桶谷氏のかあちゃん(Vln)
           77年入学の小粒の唐杉氏(Hr)
           79年入学の顔の長い土定氏(Hr)・・2次会より合流した。
           79年特別KUABE団員の安田氏(Tp)
           81年入学のもの静かな水木氏(Tp)
           96年入学のキュートな娘得能ちゃん(Tb)      以上10人
でありました。



 小松の駅にてぽつぽつと参加者が集まり始めました。6時に桐村到着。だれもおらず、一人で悩む。「本当に今日だったんだろうか?」やがて6時半桶谷氏とかあちゃん到着「うあーやっぱり頭薄くなっとった」と驚嘆でありました。

    
小松駅で、桐村、桶谷感動の25年ぶりの再会
 
 かあちゃん(陽子先生とみんなは呼ぶ)は年相応の貫禄はつかず、昔のまま。ちょっとしわが増えたかなあという印象でありました。
 6時45分頃駅の奥から、唐杉氏登場。ちょっと太って頭が白くなったけど、あいかわらず小粒でありました。空き時間なので、写真を撮りました。7時5分前だというのにとうとう4人しかこない。しかたなしに会場へいきました。


会場で:7時すぎ続々と出席者到着全員集合となりました。稲野氏の登場、得能ちゃんの登場には私はびっくり、「うあー先輩が来てしまった。何か暴露されるんじゃなかろうか」と疑心暗鬼の中、いきなり( ^_^)/□☆□\(^_^ )カンパ-イ!が始まりました。以下実況中継をいたします。
   
全員で乾杯  
                



第1回KUABE定演プログラム(表)
桶谷:「ほれ昔のパンフレットようけ持ってきたわ見て!」
   第一回、第二回のKUABE演奏会、OBの第一期不定期演奏会、金沢室内管弦楽団のパンフ、昔のバンドジャーナルなどが、宴会の席にどさっと並べられました。

                           
桐村:「本日は私のために多数お集まりいただき誠にありがとうございます、25年ぶりに帰ってまいりました○×※α・・・・・」に始まり、自己紹介から始まりました。


神田:「75年入学の神田といいます。桶谷と同期です。ホルン吹いてました。留年1年しました」
    
75年入学の神田大尉Hr
 

桐村:「神田の思いでといえば一緒に○○○ランドへ行ったのう」

神田:「そんな恥ずかしこといわんといて・・」


安田:「KUABE団員の安田です。しょっちゅうKUABEには顔を出しておりました」
    
KUABE特別団員、79年入学安田氏
 

陽子先生:「丸桐さんと安田くんは実は兄弟です」

安田:「なんかしらんけど桐村さんの妹をかあちゃんにもろてしもたんで・・」

桐村:「こんにちは、久々の帰郷で、お会いできてうれしいです。知らない人は鹿島屋のHPを見てください。娘と2人の男の子の3人子供がおります」

唐杉:「そうそうみんなで有松のアパートへ赤ちゃん見に行ったがや」

桐村:「そうやったけ?忘れたなあ。でもその時の赤ちゃんがもう27才でこの間結婚したんや」

陽子先生:「そしたらもうすぐおじいちゃんやね」

桶谷:「桶谷です。ここにおる全員わしのこと知っとるし、言わんでもええわいね。頭もこんなになってもたし今は先輩と一緒に金沢室内管弦楽団で指揮しとります」パンフレットを見せる。

桐村:「ありゃ、乗富さんやら、北方さんやらおるがいな」

桶谷:「そうなんやて、ようけ先輩がおる。この人ほれ相野田秋子さんや。第2回のサマコンでバイオリンひいとったやろ」

桐村:「ああ田園やったときのサマコンやな。なつかしいわ」

陽子先生:「桶谷のかあちゃんです。今先生やってます。大学入った時先輩から、丸桐さんの近くにいくと妊娠するから近よらん方がいいっていわれとったわ(笑)」
  
特別参加の陽子先生。しわが増えた。逆に夫は頭がさびしい。


桐村:「え!ほんなんか、いやな噂たっとんたやなー。げ!」



81年入学の水木氏Tp
水木:「81年入学のTpの水木です。僕がKUABEに入ったきっかけは、富山中部高校ん時、演奏会で、伊野先輩がKUABEのメンバー連れてきて、スザート舞曲集をどーんと演奏したのが印象的でほんとはもっといい大学いけたんやけど(笑)、金大に入って、KUABEに入団しました」
    
桐村:「へえーそんなきっかけやったんや。たしか83年から85年にコンテストで金賞
   2回とっとったのうHPで見たわ。すごいな。KUABE黄金時代の人やな」



得能:「みなさんこんにちは、とくのうです。トロンボーン吹いてました」
   
平成8年入学Tbの得能麻未ちゃん(25歳)、どきどきした。
 

桐村:「まみちゃんやったけな。名前までよう知っとるやろ」

得能:「えー、なんでしってるんですか」

桐村:「名簿やらでチェックしとるがな。特に若い娘は・・・・」

神田:「さすがにすけべな桐村さんやなあ」

桐村:「何年入学や」

得能:「平成8年入学です。今放射線技師やってます。」

桐村:「ほんなら25才くらいやんか。うわー僕の娘より若いわ。どうしよう」といいつつ「これ僕のメルアドや、メールちょうだい」とメモを渡す。あいかわらず女好きです。

唐杉:「この間病院で得能さんに検査してもろたんや。どもなかったらしいけど・・」

得能:「唐杉さんてその時初めてOBやて知りました」

稲野:「さて最年長の稲野です。72年入学です。桐村の1年先輩ですホルン吹いてました。今も現役です。実は20年ほど吹いてなかったやけど、桶ちゃんの誘いで、6年ほど前から石川フィルで演奏してます。今日ほんとはマーラーの復活の練習日やったんやぞ。さぼってきてしもたわ。」
    
72年入学の稲野氏Hr
 

桶谷:「花ちゃんは今日練習しとるぞ・・」

桐村:「稲野さんご無沙汰です。お腹の出具合は昔と一緒やなあ。相変わらず出てますね。稲野さんの思い出は数ありますが、一度下宿へそーっと行って、ふすまをガラッとあけたら、あわててズボンのチャックしめてましたね。何しとったんやろ」

稲野:「あれはあわてたな。話かわるけど○○さんに告白したんやぞわし」

桐村:「実は僕も告白しました」

稲野:「・・・・・・」


体のごとく、ちょこまかと移動して笑う、
唐杉氏77年Hr
唐杉:「最後になりましたが唐杉です。ホルン吹いとりました。石川銀行におったんやけど、破綻してしもてやっと北陸銀行入れてもらえました。今稲野さんと同じ寮に単身でおります。寮に入った時、部屋のドアをコンコンとたたく人がおって、誰やろとおもたら、{金大フィルにおった稲野です}ちゅうてきたんでわしびっくりしてもて・・・」
                            
稲野:「なんのご縁かな」

桐村:「唐杉、パチンコ好きやったなあ。大学も長いことおったやろ」

唐杉:「7年もおったがや。さすがに最後のマーラーの巨人やったときは遠慮してでんかったけど、長いことおりました。パチンコ大好きで留年したがや。おもしろい台いっぱいあったがいねあん時は・・」とパチンコの話が延々と続く。よっぽど好きやったんやなと思う。

桐村:「ところで神田大尉はもう結婚しとるんやろ」

神田:「わし見合いして結婚したんやて」

陽子先生:「神田さん今役所の秘書課におるんやぞ・・ええかあちゃんやぞ」

桐村:「なんや見合いかいな。てっきりやりまくったんかと思とったんに・・」

神田:「いや僕はまじめでした・・」

 宴会はこのあともとめどなく続き、ビールもすでに各自4杯目に突入、食い物もなく
なったところで2次会に突入となりました。某ホテルの上にあるというスナックにいこうということになり、そこで土定氏現る。さっそく合流。
      
土定氏79年H r登場
 

陽子先生:「すいません。あの店なくなってしもたんやて」。
お店がなくなっていた。そこで安田氏が電話。ようやく2次会の会場が見つかったのでした。そこはイタめし兼用のダイニングバーでございました。

 ウイスキーによる2次会が始まり、とめどもない話が延々と続いたのでありました。1時間たって唐杉氏と稲野氏が電車がないので、退席。結局乗り遅れてまた戻ってきたらしいのですが・・

神田:「○×※αβ%#@・・・」最初につぶれたのが神田氏。奥さんが車で迎えにいらっしゃいました。

 次回は是非鹿島屋で大宴会をという桐村氏の言葉で一応宴会はいったん終了したのでありました。合掌。

 そして桐村氏は11時頃電車の都合で去っていったのでありました。後はまだ8人ばかりいったい何時まで飲んだのやら・・得能さん、おじさんばかりの中かわいそうでした。次の日旅行だというのに・・・・・


       


後日談 神田氏より
この前は,本当に30年前?の金大オケ時代にタイムスプリットしたようでした。うれしかったです。桐村さんは,ぜんぜん昔のままでした。顔も,考え方も,,,安心しました。あの頃の情熱が懐かしいです。筋が通っていて,みんなを理想郷へ導いて行こうとする桐村さんの気持ちが今も生きています。大賛成です。応援します。最後の方は,何か記憶が薄いようですが,楽しんでいただけましたでしょうか。来年も,ぜひ,お越しください。小松から神田でした。