天竜川水系 大鹿村塩川
●7月19日〜20日に、大鹿村に行ってきました。ここは南アルプス烏帽子岳などの麓の村。中央高速では松川ICから車で1時間弱。
下伊那漁協管内
塩川 水温13℃
鹿塩川 水温?
大鹿村HPから転載
●泊まった宿は、山塩館。ここの温泉は、塩分が含まれていて、濃度的には海水と同じくらいだそうだ。なめると、ちょうど海水のよう。熱海とかのちょっと塩分があるかなぁ…、というレベルではない。何しろ、この水を煮詰めて塩を作っているのだから。
(50gで500円)
●宿の脇を流れている川が、塩川。宿の下流部は右写真のような感じ。宿の上流部は、堰堤が連続するようになり、その上は、結構な山岳渓流となる。宿の写真の下が、20日に釣り始めた入渓地点。








●19日には4時前に宿についたので、風呂に入り、5時くらいから釣りの下見に出た。ちょっと歩いて、下調べ。堰堤の上から入る道を見つけたので、釣りの準備をする。あっ、ガン玉がない。ま、沈まなくてもブドウ虫を付いているからいいかと。いうことで、とりあえず準備完了。水の流れは速く、淵といえるような場所がない。少々深めの流れが比較的遅い部分流す。…えっ、なんか喰ってるぞ…、こんなところにいるのか?。てなわけで。道路から入ったすぐのところで、連続のイワナヒット、しかし、18cm。でも、これは、宿の女将が「釣れたら焼いてお出ししますよ」と言っていたので2人分としてキープでございます。
●時間も下見のために、いろいろと歩いたので、もう、6時。帰ることにした。明日は、この続きをしよう。
●ここで終わりとして明日のスタート地点は、右上の写真の所です。
●宿の料理は、山菜とイワナづくし。
●翌日は、4時に目が覚めたので、4時半に宿を出た。釣り始めが5時水温は13℃。世附よりちょっと低いですね。水は、岩石の関係かちょっとほんのわずか白っぽく濁っているような感じ。
●昨日ヒットしたところを流すが、あたりはない。そこで先に進む。ここからは、いそうな場所にはみな渓魚が入っていた。しかし、大きいのはいない、釣られてしまったのだろう。先行者はいないのだが、道路からすぐに入れるので、釣り人が入っていないわけはない。
●それでも、アマゴ?とイワナの18cm級がよく出る。アマゴの方が多く、4:1位か。イワナのキープサイズは下の写真のポイントで、餌にでた。
●上州屋からルアーで釣った渓魚の写真を撮ってくれと言われていたので、大きめの淵があったので、ルアーもやってみた。う〜ん、出るんですネ。長さ4cm、1.8gのサスペンド(浮きもせず沈みもしないタイプ、引くと沈む)ミノー。でも、アマゴの大きさは18cm。なかなか大きいのは来ません。
●朝食が8時、7時には帰り、風呂に入って食べる事にしていたので、2時間ほどの釣り。15匹程つり上げ、少々キープ。宿で、氷をもらいクーラーボックスでお持ち帰りとした。ここは水がおいしく、昨夜塩焼きで食べたイワナもおいしかった(家内は水と渓魚の味の関係にうるさい→本当かどうか?)。




●帰りは、中央構造線に沿った道をたどって高遠に出る。そこから伊那ICに入り、家に向かう。
●途中に中央構造線の露頭があった。
●ここが、いくつかの地層が入り乱れている部分。おっ、右手に持っているのは何か。
…この露頭の反対側は渓流が……。
ここでも渓魚はいました。10cmのイワナを釣りました。観光客がよく来るだろうにネエ。
●この川は、鹿塩川。途中ここまで来る間に、もっと下流部で竿を出したが、イワナが釣れた。なーんだ、どこでも釣れるんじゃないか。
●右下の写真は堰堤の表面が材木で覆われていたもの。
●昼は、伊那の山裾のある蕎麦屋。混んでいた。何と食事が終わるまで2時間もかかってしまった。味は、う〜ん、10分待ちなら許せます。麺は太くて田舎風手打ち。もっとも「田舎そば」というのを頼んだので、そうなったのですが…。汁は薄く、細麺の方が合う。また、汁自体はそれほどおいしいというわけでなく、小田原市飯泉 小田原厚木道路の小田原東IC側のケイヨーD2隣の「星月」の足元にも及ばない。ここのご主人は一度「星月」の蕎麦を味わうべきである。浅草雷門前の柳の(?)「藪」でも2時間待ちなら食べませんね(初めてなら待っても食べた方がいいと思いますが)。
●というわけで、釣りにかけた時間は、トータル3時間未満でした。ここ(大鹿村)には、釣ってみたい場所がたくさんあったので、又行きたい。