おまけのページ |
ぐりとぐらの布絵本、お楽しみいただけましたか?
この絵本をつくるきっかけになった経緯をお話しますね。
よろしければおつきあいください。
「ぼくらのなまえはぐりとぐら」という本に
フェルトバッジのつくりかたが載っていました。
それを参考に、ちょっと小さめのフェルトバッジと
顔だけのマスコットをつくりました。
接着した目を乾かすのに高いところに置いたところ
片言でしゃべり始めた1歳5カ月の末息子が指さして
「ぐー ぐー」
と言っているではありませんか。
これは、彼にフェルト人形をつくってあげなくてはと思いたったのです。
ぐりとぐら人形ができると、こんどはしきりに絵本を見たがります。
でも、まだ、ページをめくる手の荒いこと!絵本がかわいそう。
ボードブック版「ぐりとぐら」があったらなぁ〜と思い、
今度はフェルトでつくればいいんだと思いついたのです。
ちょうど近所の手芸チェーン店が閉店セールをやっていることだし、と
ラフな絵を描いて色を選んで、フェルトを買いに走りました。
なのでページの色は、売れ残りのフェルトで合いそうなのを選びました。
フェルト人形で遊べるように、たまごの車にはぐりとぐらをしまえるように。
どんぐりをひろったり、フライパンのフタを持ち上げてカステラが出てくると
彼の今の口癖で「うわぁ〜」と言ったり、お姉ちゃんと仲良く遊んでくれています。
すっかりお気に入りになってくれたようで、
母はとってもうれしいです。
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