千鳥が淵の夜
2003.4.4

到着したとたん、雨のしずくが落ちてきた(^_^;)。
空一面に桜を敷き詰めた花びらのトンネルをライトが煌々と照らし出す。
上下左右キョロキョロ見ながら、人の流れに沿って歩く。
前日の大雨で座った土が冷たいのだろう、宴会の輪の中に
襟巻きや厚着の人々が目立った。宴会で見つけた自家発電のモーターや
テントにはびっくりした(^_^;)。


このライトの揺らめきが目の前にぱっと飛び込んで来た時は思わず、
ほぅーとため息が出た。お堀の水面にライトの明かりがゆらゆらと
きらめき、光のさざなみを映し出す。夜風が冷たく強い


ライトの光をあびて、ピンクの花びらも黄金に輝く屏風と変わる。
その天の屏風の下を人の流れと饗宴の輪が埋め尽くす。


画像でお見せできないのが残念だが、石焼芋の車に覆い被さる夜桜に
向かって、甘い香りと共に石焼芋の湯気がもくもくと立ち上っていた。

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