厄 年
通過儀礼の一つ。本来人間の成長段階の一定年齢に至ると、社会的にも宗教的にもその役割が更新され、そのような年齢は一生の中の晴(ハレ)の機会でもあったから、不浄を避けて年祝いをおこなった。陰陽道で、厄難に会うから諸事に慎み深くふるまわなければならないとする年齢。男25・42歳・女19・33歳が一般に厄年とされ、厄を祓う行事が多いが、年齢は時代により、地方により多少異なっている。厄年は、肉体的にも、精神的にも、変り目、節目にあたり、人力では如何ともし難い事が起りがちです。それで、事前に「甘南備神社」へ参拝し、神明の御加護を祈り、神人合一の大きな力を得て、清く明るく正しく直き誠の心に立ち帰り、元気愉快に笑い楽しく生活し、心無きしわざを避けて、慎重に言動し、広く世の為、人の為、国の為、世界の為に「役立つ事」を、積極的に、建設的に、各々其の最善を尽しましょう。

大厄

一生の大厄は、事業の失敗、怪我、病気、交通事故、身内の不幸等多く、この人生の節を、どう乗越えるかが、幸不幸の分れ目となります。殊に女性33歳・男性42歳男女とも61歳の大厄は、夫婦そろって、厄除の御祈祷・中風封じをされ神様の御加護の下に、萬事慎重に、健体康心、気をつけ注意し、用心して、信心を厚くして、行動して下さい。

前厄

大厄の前には、運気下降に向かいますから、前厄の厄除開運の祈願を受けられ、神明の御加護の下に、諸事慎重に、用心して、愈々信仰を厚くし、元気愉快にお進み下さい。

後厄 

大厄を終え、愈々運気隆盛に向い、開運 の好機です。後厄開運の祈願を受けられ、御神気をいただかれ、惟神の大道を勇往邁進して下さい。