福井原子力センター春休み特別展示企画展

(2002/3/23 - 4/7)

「科学体験ひろば&おもちゃブロック展」


【レゴブロックで表現するエネルギーの発展史】

太古の昔より人類は、火や家畜の力を生活に役立ててきました。
やがて中世の時代になると、風車や水車を使って風力・水力エネルギーを利用しはじめ、18世紀には石炭を使った蒸気機関が登場、産業革命の大きな推進力となり、そして20世紀には石油がエネルギーの主役となって産業や交通を発展させました。

このように私たち人類の発展の歴史は、それぞれの時代にあわせたエネルギーとその利用方法の発見によって支えられてきたのです。

今回の展示は、これらエネルギー利用の発展の様子を、レゴブロックによるジオラマと説明パネルによってわかりやすく解説するもので、中世から現代まで、歴史の流れに沿った展示を行います。

また、化石燃料の枯渇や地球温暖化の問題にも触れ、クリーンエネルギーの1つであるソーラー発電の展示を併せて行うことで、近未来のエネルギー利用についても解説・紹介します。

■ 1F展示

テーマ:「中世から現代までのエネルギー利用の発展史」

ジオラマレイアウトは大きく3ブロックで構成。

・中世(10世紀ごろ)
・自然エネルギーの利用
  • 火・家畜の力→かじ屋、馬車
  • 風の力→風車
  • 水の力→水車
・18〜19世紀
・石炭エネルギーの利用
  • 蒸気機関車
  • ガス灯
・20世紀
・石油エネルギーの利用
  • 輸送船、自動車、ディーゼル機関車
1F展示レイアウト
 

●説明パネル詳細

・中世コーナー

・18〜19世紀コーナー

・20世紀コーナー


■2F展示

テーマ:「近未来のエネルギー利用」

・石油エネルギー時代 → 環境に配慮した「クリーンエネルギーの時代」へ

・ソーラーセルを使用した実演展示
 → ソーラー発電により、街にあかりを灯します。

2F展示レイアウト
●説明パネル詳細