すきま

貴方との間にあいた
少しのすきま
近すぎず 遠すぎず
いつも一定の距離

貴方にとっては埋めたいすきま
私にとっては嬉しいすきま

その距離が保てなくなったその時に
私はどうなるかな?
貴方はどうするかな?


所詮「いつか」の話


家路

ちらちらと
舞い落ちる葉が
僕らを急かす

もう少しだけ
一緒にいたいと
ゆっくり歩く

それでも
時間が止まるはずもなく
夕日は山に落ちていく


あぁどうか
止めてください
時の砂

あぁどうか
この時の間を
永遠に・・・


いつも君の側に


君はいつもそうやって

声を殺して
独りで泣いていたの?
誰にも知らせずに…

雨に打たれて
独りで笑っていたの?
涙も流さずに…


ねぇ僕はここにいる
ここにいるから
いつだってここにいるから…