脱皮

見上げた空が青くて
わけもなくうれしくなった

太陽に手を伸ばしてみたら
届きそうな気がした


空や太陽と比べると
私の手はこんなにも小さいけど
目に見えない何かをつかめるんだ
それがどんなものかなんて
はっきりとはわからない

でもそれは・・・
きっと綺麗で澄んでいてとても大切なもの

それが見えるようになれば
私は変われる

今までの自分を捨てて
新しい自分へ



大好きな君へ

君はいつも歌ってたね
「いつかステージで歌うんだ」
って恥ずかしそうに言う君が好きだった
いつまでもそばで聴いていたかった
いつまでも自分のためだけに歌ってほしかった

僕がいなくなってからも君は歌い続けているんだろうね
僕はもうそばへは行けないけど
ずっとずっと応援してるよ
どんなことがあってもその事だけは忘れないで

僕が辛かったときいつも歌ってくれたね
とてもうれしかったんだよ?
僕は素直じゃないから
「ありがとう」なんて言えなかった
今もきっと言えないけど
いつか言えたときには
また 君の歌を聴かせてね



僕の思考

小さな小さなこの想いさえ
守ることができないというのに
「君を守る」なんてどうして言えよう?

不器用な僕だから
君を安心させる術をもたない
無責任な言葉なんて
口にしたくなくて
君を傷つけている事にすら気づかない

出口の無い迷路のよう
自分の想いさえわからなくなっていく

君はどうしてほしい?
僕はどうすればいい?

誰か僕を救って・・・