【エアコンのコンデンサー】

フォグランプの奥をよぉ〜く見ると、、、
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これがエアコンの肝です。

エアコン
 フロントバンパー下、左右のフォグランプの横の穴を覗くと、 奥の方にラジエーターのような冷却用のコアが見えます。  それには電動ファンによって常時風が送られ、NSX の重要な部分を冷却しているのです。
 そう、これがオイルクーラー!  ではなくて!  実はエアコンのコンデンサーなのです(^^ゞ

 ご存知のように NSX はミドシップです。
ミドシップは冷却が辛いせいか、 NSX のフロントバンパー開口部はほとんどがラジエーターに占領され、 コンデンサーなどの余計な物を設置するスペースはありません。  かといってコンデンサーをリアに置けば、 重量バランスがよりリア寄りになってしまいます。
 エンジニアも悩んだのではないでしょうか。
結果、エアコンのコンデンサーはフロントに、しかもフォグランプの奥に 左右に分割して置かれるという変則的なかたちになったのでした。
しかし、こんなところにコンデンサーを置かなくても、、、(^^:
 ちなみに、初期型にはコンデンサーファンのヒューズが切れるという トラブルが起こる場合があるそうです。  ファンが動かないとエアコンの効きが悪くなります。  とりあえずフューズを交換すると、そのまま再発しない場合もあって、 原因は不明らしいです(^^:
 他のトラブルでは、冷熱源であるエバポレーターがセンターコンソール奥に ありますが、これにトラブルが発生した場合、ダッシュボード廻りを全て 分解する必要があり、かなり手間(もちろん工賃も)がかかるそうです。
 普通のクルマは車外から直せるんですけどね(^^:
NSX以外にも、インスパイアなど縦置き5気筒系も室内の分解が必要だそうです。

 今のところトラブル知らず(?)ですが、何かあったときはいろいろと手間が かかりそうな感じですね。  大した問題ではないので(?)これからも可愛がってあげようと思います(^^ゞ



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