
| ヘッドライトの明るさ |
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私個人は、NSXのリトラクタブルヘッドライトのデザインはかなり気に入っています。
開いた時の高さを抑え、閉まっている時でもほんの少しだけ存在を主張しつつも
やはり控えめで、与えられた仕事をきちんとするあたり、いい感じです。
ただ、光量については暗いと感じる人が多かったようです。私はあまり感じませんでしたが(^^: 今回はその謎(?)に迫ってみましょう。 バルブの出力が同じ場合、光量はリフレクターの面積に比例する。 もちろん、レンズカットによっても照射範囲は大きく左右されます。 わかりやすいのが、現行EK型シビックと旧型EG型シビックのライトです。 旧型より新型のライトの方が大きいですよね。コスト(ツインバルブ化)をかけずに 光量を上げるのにはライトを大きくするのが一番手っ取り早いんです。 |
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NSX のライトは、バルブはツインですが、ライト(リフレクター面積)は
非常にコンパクトで、光量としては少し不足気味と感じるオーナーも多かったようです。 Q.ではどうしてライトをもっと大きくしないのでしょうか? A.カッコ悪くなるから。実話(^^: そうなのです。いくらかっこいいスポーツカーでも、ライトを上げてバランスが 崩れてしまっては悲しいものがあります。 リトラクタブルライトを開けるとカッコ悪く見えてしまうスポーツカーが 少なくないような気がするのは私だけでしょうか。 NSXの場合、安易にデザインを変えることなく、当時は高価だった 【ディスチャージヘッドランプ】を採用して光量を確保しました。 私も移植してみたいと思いましたが、かなり手間がかかるようなので、、、(^^: |