
| はじめに |
|---|
|
毎年、鈴鹿サーキットとツインリンクもてぎで交互に開催される NSX fiesta。 ツインリンクもてぎ開催年の NSX fiesta にはオプション(無料)で工場見学があります。 工場見学。 新車で NSX を契約した人は、自分の車の組立工程を見る事も出来ます。 あとは、リフレッシュプランで高根沢工場に持ち込んだ人も、工場見学できる場合があるようです。 自分の NSX がどう扱われてラインオフしてくるか、 直接見られる機会はそうそうあるものではありません。 今現在、NSX の販売台数は少なく、生産規模もかなり縮小されています。 それを見て、こんな小さな所で作っているのか、と落胆するか、 手作り工程に喜ぶかは、人それぞれ。 量産のほうが公差は少なく、手作りではバラつくと思っていますが、 作り手が熟練者なら、また話は違うはず。 さて、工場見学をした方々はどう感じたでしょうか。 |
| 高根沢工場へ。 |
|
茂木町に入り、県道から国道123号に抜けるのに
ツインリンクもてぎの間を通る道を使おうと思ったんですが、途中から道幅が激減(^_^:
仕方ないのでUターン、、、あ、そうか、ツインリンクの中を通ればいいんだ(爆)
と、東ゲートから入場しました。 コレクションホールの前を通りかかると、赤い NSX が出てくるところでした。 やっぱり今から工場見学に行くのかなぁ、、、あれ、 今の人どこかで見たような気が、、、と徐行して待つと、 なんと a-ha さん(NSX:赤)でした! 「ええっ!? なんでこんなトコにいるんですか!(^_^) おはようございます」 「おはようございます(^_^) いや、早めに来てコレクションホールを見ようと。」 いや〜偶然ですね〜というわけで、一緒に高根沢工場まで行く事になりました(^_^) 【11:30】S.K さん(NSX:赤)から連絡。 早めに合流して昼食に行く事になっていたんですが、、、。 「おはようございます(^_^) 今どちらですか?」 「おはようございます(^_^) 渋滞にはハマってまだ都内です(爆) 見学に間に合うかどうか(^_^:」 「おおぅ(>_<) 気を付けて来てくださいね〜。 食事は a-ha さんと行きます。」 【12:00】高根沢工場に到着。 、、、誰も来ていないようです(^_^: と思ったら、数台入ってきました。 「おはようございます(^_^)」 「おはようございます(^_^) ここでいいんですよね?」 「はいそうです〜(^_^)」 立ち話していると黄色い NSX が入ってきました。 お!ガンさん(黒沢元治氏)です!(^_^)/ 【12:30】a-ha さんとトンカツ屋さんで昼食です。 このあたりにはファミレスがほとんどないんですよね(^_^: このお店は美味しかったのでOK(^_^) 【13:30】高根沢工場に入場。 NSX を停めて建物内に入り受付へ。 勝手知ったる工場内です(^_^: 受付に行くと CLUB TUKUBA の方々がいたのでご挨拶(^_^) メールをお送りした hiroさん(NSX:水銀)に声をかけられてビックリ(^_^: お馴染みの マグさん(NSX-S:濃銀)、そして HOSOE さん(NSX-S:青)も到着。 テーブル席に行くと、、、あれ?ピグレットさん(ACURA:赤)? 1年ぶりですね〜(^_^)
【14:00】ワケあってはぐれた うっちいさん(NSX:濃緑)到着。「おはようございます(^_^)よく間に合いましたね。」 「はぁはぁはぁ、リ○ッターに当るかと思った(爆(^_^:」 「、、、(・_・) あ、レブリ○ッターですね(^_^:」 【14:20】渋滞にハマっていた S.K さん(NSX:赤)も無事に到着。 「お、お、おはようございます(^_^:」 「お、間に合って良かったですね(^_^) まだ始まっていませんよ。」 「リ○ッターに当るかと思った(爆(^_^:」 「、、、(^_^:」 【画像】NSX 集合! |
ここは試乗商談室だったところ、でしょうか。壁には NSX の外版があったり、ホイールの色や、シートのカラー&表皮バリエーション、 さらにはインパネのカーボンパネルや本木目パネルの実物を見ることができます。 カスタムオーダープランやリフレッシュプランでは、 ここで実物に触れながら選択したりします。 今日は休憩室になっていましたが(^_^: |
| 少し時間を過ぎて、こちらの所長さんの挨拶の後、 各自に配られた帽子とイヤホンを付けて、工場見学が始まりました。 久しぶりなので楽しみです〜(^_^) |
| 生産ライン見学 |
|
2年ぶりの生産ラインは様変わりしていました。 以前来た時は NSX と EV が流れ、そして発売前の S2000 が工程チェックをしていました。 今回は、、、S2000 とインサイトはたくさん流れていますが、 NSX は、、、、、それらしいのが3台ほどあっただけでした。 説明も S2000 の事がほとんどです。 あのぉ、NSX は、、、?(^_^: NSX の生産は別棟になっていました。 ホワイトボディの組立てや塗装工程は S2000 などと同じですが、 儀装・駆動系・初期チェックは別棟でした。 棟内は入口と出口が「コ」の字に繋がれ、 その各直線部分でパーツの取り付けなどが行われます。 工員は、見渡す限りでは5名くらいでしょうか。 生産台数 毎月2台の現実です。 簡単な説明の後、危険区域には入らないよう注意を受け、 棟内は自由行動に(爆) いいのか?(^^: 棟内の人にも声をかけて質問してもいいという事だったので、 いろいろ聞いてしまいました(^_^: ちなみに隣の棟ではリフレッシュプラン作業中の NSX があったらしいんですが、 こちらは見せてくれませんでした。 聞かなかったんですが(^_^: |
| リフレッシュプラン |
|
NSX のラインの説明をしてくれたのは、リフレッシュプランを担当している方でした。
自然、質問はリフレッシュプランに集中します。
私も根掘り葉掘り聞いてしまいました。 最近は初期型の入庫が増えてきていて、1999年は 10 台だったのが、 今年2000年は 22 台との事です。 リフレッシュプランは、可能な限り新車に近付ける事がコンセプトで、 入庫された NSX は入念にチェックされ、 問題があればディーラーの担当者経由でオーナーに伝えられ、 パーツ交換等を打診します。 (当然、費用もかかりますが) 私個人は、可能な限りパーツ交換には応じたほうがいいと思いました。 なぜなら、安いんです! 一例では、通常15万円かかるクラッチ交換がなんと7万円! (もしかしたらディスク 2.6 万円だけかも?) シート交換は通常2脚60万円ですが、リフレッシュなら30万円です。 ワケは簡単、工場内なのでパーツはほとんど原価なんですね。 リフレッシュに出す方の中には、 気になる事をビッシリと書き連ねて同封するオーナーもいるそうです。 私も2年後に備えてチェックメモを残しておこうと思いました。 「2年後にリフレッシュしようと思っています。 よろしくお願いしますね!(^_^)」 あと10年は続けてほしいですね! 「はい! こちらこそよろしくお願いします!(^_^)」 担当の方は、いかにも「NSX が好きでやっています」という雰囲気で活き活きしているように見えました。 こういう人になら自分の車を任せてもいいかな〜と思いましたね(^_^) メーカー側の人間にこういう印象を持つのは少ないのではないでしょうか。 さて、あとは2年後に備えて貯金するだけですね(笑) 工場見学後は、ホンダ社員を前にして質疑応答です。 かなり辛口の質問もありましたが、後日対応も含めてそれなりの成果はあったようです。 工場見学も終わって解散。 いよいよ明日は NSX fiesta 初日。 楽しくなりますように♪(^_^) |
| お食事 |
工場見学の帰り、ツインリンクもてぎに寄り道して夕食にしました。
いつも通りの NSX 歓談モードです。食事の後は、ホテルに前泊する人、ウチに帰る人、 残り3人はkakepi宅にお泊りです。 では行きましょうか(^_^) |
| しゃららーら、しゃらららーら♪ |
|
食事を終えて帰ろうとロビーに出ると、ホンダ関係者が何人も集まっていました。
何かな?と思っていると、
自動ドアが開いて車椅子の外人おじさんが入ってきま、、、ええっもしかしてっ!?(^_^: なんとクレイ・レガツォーネ氏でした! 元 F1 ドライバーで、 最近では「DO YOU HAVE A HONDA !?」の CM で NSX に乗っている方です。 たちまちホンダのスタッフに囲まれて、笑顔で挨拶、握手♪ ホンダ側で知っている顔は、NSX の上原さんや、川本相談役(元社長)も! なかなかいい光景を見せていただきました(^_^) その雰囲気は、写真を撮るのを忘れるほど心地良かったのでした〜(^_^: >レポーター失格でしょうか(^^: ますます明日が楽しみになりました! |
ホテル・ツインリンクを出て雑談していると、赤いクーペに目が止まりました。
ナンバープレートはなく、[HONDA]のプレートが付いています。
失礼かな〜と思いつつ室内を見ると身障者仕様になっていました。
ルーフは分割なので type T です。
コレはもしかして、、、。そう! 明日のオープニングセレモニーでクレイ・レガツォーネ氏が乗る NSX なのでした(^_^) さらに明日がワクワクです〜。 【画像】手だけで運転できるテックマチック仕様だと思いました。 |
| kakepi亭に前泊 |
ツインリンクもてぎで食事をして、のんびりし過ぎたせいで少し帰宅が遅れましたが、
麒麟さん(NSX:白)がうまく時間を合わせてくれたので、ちょうど合流できました。
そう、麒麟さんもkakepi宅に前泊だったのです〜。
マグさん、うっちいさん、S.Kさん、麒麟さん、私とで、
またまた宴会モードに突入です。
ああ、早く寝ないと明日が、明日がぁぁぁ(^^:
結局寝不足でした(笑)【画像】頭にかぶっているのは、、、(^_^: |
| NSX |
後期型 NSX が発売された時、販売目標台数は年間 100 台だったと思います。
いくら手作りに近いとはいえ、
普通、この生産台数ならいつ生産中止になってもおかしくないと思いますが、
まだ作り続けているホンダ。
その存在意義はなんでしょう。
答えは複数、いや単純に一つかもしれません。
私にはこれが精一杯。【画像】高根沢工場内にて。 |