現実時間2001.9.12 (水) ゲーム時間1998.10.28 (水)


前回までのあらすじ
台風が来た。ダムの貯水率が回復して喜んでいる連中もいるだろうし、迷惑している奴らもたくさんいる。アメリカじゃエライことになってるし、まぁ、どうでもいいか、そんなこと。

 かおりちゃん、優子ちゃん二人とも今日は半日で終わるらしい。
早く帰ってきたら、駅前に買い物に行きましょうとかいってる。
どうせ、今日もオレは遅いに決まっている。



今日の仕事
ヘリコプターに乗り込み、管内の被害状況を空から確認する。
はじめてのヘリ。
オレは飛行機が嫌い、だって、他人まかせなんだよ、全部。
運転手が逆噴射するかもしれんし、地上の管制官がボケてて正面衝突させられるかもしれんし、ハイジャックされてビルに突っ込まれたらどうするよ。
自分の力で危険が回避できないのが一番気に入らんのよ。
仕事だ、仕方ない。
ヘリのガラス窓を開けて、ひたすらデジカメで管内を撮る、撮りまくる。
カメラマンは雇っていないので、オレの仕事は極めて重要だ。
旋回しつつ、上昇するのが怖い、気流にのって、スーッって滑るような挙動も怖い。
落(墜)ちたら死ぬ、確実に死ぬ。
仕事とはいえ、ヘリにはもう乗りたくないなぁ。


 浮かない顔をしているかおりちゃん。
買い物をしている時に花屋によって、切り花を買おうとしたら優子ちゃんに鉢植えの方がいいと強情に言われ、雰囲気が良くないらしい。かおりちゃんは大地くんがアレだから、鉢植えは根付くということから鉢植えを嫌っていたらしい。それに気付いた主人公は猛烈に優子ちゃんに抗議することを決意、かおりちゃんに止められるが、影で聞いていた優子ちゃんが泣きながらごめんなさいするので、その場はもう修羅場で、ヘリに乗って疲れてたオレは当然傍観モードで好きにしてくれ、もぉ寝るよ、オレは。



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