簡単な温熱治療器でもって、なんでもかんでも治してしまう療術があることを知った。かなり信じにくいがガンの治癒率でも８０％を超えるというのだ。
そりゃすごい。ぜひともその技を手にしたいものだと考えて本部に問い合わせ、どうすればいいかと相談する。話がついたら即実行。本部のある千葉まで習いにいく。
そこで色んなことを学んだが、なにより財産になったのは、たまたま一緒に研修を受けに来ていた、四国の芝さんというばあさんが親切に何でも教えてくれるようになったことだ。この人は温熱治療器を使わせれば大ベテランのプロフェッショナルであった。
その芝さんの勧めで、個人的に四国まで修行に行くことになったのだが、行ってみたらびっくり仰天だ。芝さんの家で治療しているのだが、毎日のように朝から晩まで患者さんがつめかけ、本当に忙しそうである。
ここに来られた方の中にもやはりガンが治った方が何人もいるそうだが、なにより芝さん本人が松山ガンセンターに入院していたガン患者であったらしい。子宮ガンになって、骨盤に直径５センチくらいのひどいがん細胞ができ、病院からは三回にわけて手術しましょうなどと勧められていたということだ。ところがこの芝さん、手術は絶対いやだということで、どこからかこの温熱器を手に入れて自分で朝から晩まで治療していたのだという。
すると半年くらいして検査したときは、あのでっかいがん細胞が消えていたということで、手術は取り消し。ただし、それでは厚生省に報告できないので抗がん剤だけは打たせてくれ、と病院から頼まれ、仕方ないから打たせてやった・・・のだそうだ。
そうした経験がきっかけで、芝さんは治療師としての道を歩み始めたらしい。ともあれ、私もこうした調子で温熱治療の威力をまざまざと知らされ、自分の治療にも重宝するようになっている。
さて、この温熱治療器の原理。遠赤外線による体内の細胞活性化、血行の促進による効果である。非常にシンプルだが効果は驚くばかり。特に芝さんの治療は技術云々よりもその信念、自分の命が助かったという絶対的な信心に近い念力の力が作用しているのではと思うくらい本当になんでもかんでもこれ一本で治している。
まさに目からウロコ・・・ただし、ガンで苦しんでいる方が本気で治したいとするならば、温熱治療器を自分でも購入してもらって、熱心に励んでもらうということが必要である。
2016/11/27 開原整体にて撮影
芝 多寿子（しば たずこ）治療院の連絡先
愛媛県北宇和郡鬼北町西野々１１６８
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