HST完全整体法
(HSTI骨格調整法)

トントン整体修業をしている仲間がアメリカン整体の存在を発見して、これはどうも凄いみたいだぞ!と教えてくれた。それは沖縄の整体師である比嘉進先生があみだしたHSTという整体法の紹介であった。
どれどれと内容を見せてもらったが、確かに効きそうな治療スタイルだし、並外れた自信もうかがわれる。それに、治療にかける精神が崇高で、まことに好感のもてる治療家のようでもあった。実際に治療を受けた知り合いに聞いても、二重丸の感想だったから見逃すことはできない。

「比嘉先生、是非ともその
無敵のスーパースペシャル最強HST完全整体法を教えてください!」 こう頼んで受講申し込みをする。
そしていつぞや私の治療を受けに来た長野の気功師先生(
一夢庵整体道場)を思い出し、誘って一緒に弟子入りすることになった。

HST完全整体法とは、これまで私が関わりのなかった
カイロプラクティックを基本としていて、それを進化発展させ、生まれ変わらせたような整体法である。見た目には全くの別物にうつるに違いないが、大きく違うのは、骨格矯正に装置を使い軟骨をじんわり戻すところと、頭骨や仙骨も細かく分けて調整するということ。
人間には「脳のバランスを守るように骨格がゆがんで対応する!」原理があるが、その全身の歪みの比例パターンを解明しつくし(前人未踏だ)、特殊な装置を駆使した方法で整体するわけである。HSTとは脳を基準としたバランス調整法だといっていい。なかなか一般には理解しがたい整体法に違いないが、極めて重大な発見が多く、完全整体法といってもオーバーではないだろう。
HSTI
HSTI 2号機
で頭骨調整

私自身は講義の中で、右頬骨がが少し前に出ているから頭を後ろから打ってないか?といわれ、HSTI1号機で重りをかけられる。頬骨が出ていたとは???誰にもいわれたことがないが…数分の後、体をゆらされて終了。なんとその日からパソコンをつついても目が疲れることがなくなり驚いていたが、3日後にふと自分の頭を触ってもっと驚いた。頭の形が変わり、左右が整っている!うるっ…転んで頭を打っただけで目が悪くなっていくのか!
う〜ん…HSTは子供時代から必要である。

ただし、この治療法の習得は困難を極める。二日しかないセミナーでは練習にならず、カイロなりオステオパシーなり親戚治療系の診断技術を身につけた人でなければ大きくつまずくに違いない。私もご多分にもれないのだが、たまたまバランスクリニックの坂本先生の遺稿が、非常に優秀な上に近い線をいっているため、それを頼って技量を磨いているわけだ。これがなかったらアウトだったかも…。今更ながらに想う亡き師の偉大さであった。
まあしかし、段々と分かるようになるにつれて治癒力が上がってくる。さらに慣れると他の治療法との組み合わせをすぐ考え始めるのが私だ。とりわけトントン骨調整法との補い合いがまことに素晴らしいな〜などと。

それにしても比嘉先生の理念は崇高なもので尊敬のほかないが、それだけに治療師の方は商業主義、儲け主義の気持ちだけでHSTにかかわることはバチあたりとなりますので大注意!
(平成15年末の記)

HSTI

<誠に厳しい修行の道>
ようやくHST整体をモノにしたかなと思う今日このごろ。ここに至るまでは誠に厳しいイバラの道であった。何しろ講習会で習うことといえば基本原理と治療哲学のみで、実践での使用にはとても無理がある(と思う)。それをまともに使いこなせるまでに頑張った人は、きっともの凄い努力と葛藤があったろう。
私もそれなりに頑張ってみた結果だが、ようやくにしてたどり着いたのは、
HST原理の自己流合体変態整体法だった。習っては覚え、自分で考えてはあみだし、とやっていくうちに、どんどん変態化が進んできて現在に至っている。正式な型?からすると邪道ながら、今ならかなり自信あり。
(平成17年3月)

<緊急掲載 HSTに絶望された方に>
このHPを見てHST完全整体法の基本講習を受ける人が多くなりました。大変おめでたいことなんですが、実は困った問題がおきています。それはHSTの習得が予想以上に困難なため、まったく使えないまま諦めていたり、さっぱり効果を上げられない人が多くいることです。
実は今日、非常に遠い遠いところから予約をとって、開原整体に訪ねてこられた会員の方がいました。来られる前に、HSTがさっぱり使えないから指導してください、話だけでもいいですからということでした。
私は ”えっ?” 何でこんなところに来ようというのか全く分かりませんでした。近くにはもっと優れた指導者がいるはずで、そちらで習った方がいいのではと云うと、”そちらのHSTは全然ダメなんです”と予想外の返答があり、????ちょっとビックリ。
そしてHP上で見ている私からどうしてもということでした。それでHSTが真実のところ、効くものかどうかの見切りをつけようとの気持ちもあったのかもしれません。当整体所に来た時は、よし、しっかり習おうというよりは、HSTには問題が多すぎますよね、というような風情で、HSTに対する不信感がまざまざ。話を聞いてもらいたいというのが第一で、期待感を強く持ってきたという感じではなく、人柄を見込んでという調子で私にある種の救いを求めてきた感じでした。色々とお話を伺っていると、極めて常識的かつ、もっともなことで、私も”そうだよな〜確かにそうだよな〜”うなずける内容でした。そうだ、これは多くの会員が思っているに違いない。ならば心のうちに閉じ込めておくよりも、ここに公開してその疑念を払拭してやろうとの気持ちで掲載することにしました。

その会員さんには私のやっている通常の整体理論のあらましを伝えて納得してもらい、論より証拠、当人の悲惨な膝痛(20数回だか水を抜いていて、医者からは絶対治らないといわれ、あらゆる治療家も治せずいたらしい)を劇的に快癒させてあげました。日進月歩で研ぎ澄まされていくこの療法ではもう、簡単すぎて簡単すぎて一発なんですが、当人としてはただの一回で治るのにたまげたようで、まるで奇跡を見たようでした。わ〜っはっはっは。毎回毎回見るお客さんのこの反応にはどうしても くっくくく 笑がとまらなくなりますがな。
これが本当のHSTですよ。はっきりいって”見ての通りです” うわ〜っはっはっは。
実はこれ、HST最強の整体師、九州の萩本茂先生考案のオリジナル治療を自分仕様にしたもの。もう素晴らしすぎて、こればっかりやっていたいくらいですよ。
さて、ついでに五十肩らしき歪みも見て取れるので、次はそれを治療。またもや一撃で全快。肩はくるくる上がるようになり血液も流れるようになってポカポカ、肩甲骨まで温かくなったようです、ハイ。今度のはHSTじゃないけど、バランスクリニック坂本先生直伝の”肩はがし”ですがな。
その後は股関節治療をHST+バランスクリニックで見本を。その他…

おまけに実際の私の拷問治療も見せてあげました。普通だとそんな見世物の協力者はいませんが、特別に実験台となってくれたのは、地獄めまい持ちの女の子。この春から大学に入学するので、それまでに少しでもということがあるのですね。まあ、なんというか会員さんの目に映ったのはかなり衝撃的な治療法だったでしょうな〜。確かにHST原理でやっているようだが、習ったのとはかけ離れているといったような。わ〜っはっは。だからHSTは固定観念を持ってはいけないというじゃありませんか。
 ↑ (後記;この当時は私の新型治療法草創期でした。今から思えば未熟な点も多く、非常に甘かったですね。今ならもっともっと優れた方法があります)

こうして、HSTに不信感ありありだった会員さんも脱帽の様子で、これからは何とかHST習得に頑張ると。そして自分の地域の会員とも力を合わせてHST活性化にも協力するとのことでした。その地域では私のHPを見て入会された方も多いようで、HSTで路頭に迷うならその責任の一端は私にもあり、元気になられた笑顔を見て私もそれを果たせたかな?と安心しました。なんと申しますやら、今に至るまでは私も散々HSTの名を落としてきたわけですから、道中の不安や苦労はよくわかっています。
ただし…私の方式ではちょっとマズイですがね。あまりマネはしない方がいいです。

このようなことで特別勉強会をしてしまいましたが、普通はこんなことはしていませんので。
賢明なるHST会員の方は九州の沖繩整体→動物整体(萩本茂先生)のところで正しく高度なものを教わってください。きっとHSTに新しい希望と確信を見つけるでしょう。
(平成17年3月28日)

追加 新講師も出現!岐阜のファミリー整体院
→掟破りの新HSTか? この技術は無視できず、手技での開原流スーパーバージョンに使えないものかと摸索しております。邪道も極めれば王道になるのかも(*^_^*)





完治