シックハウス症候群に関する調査研究について
文部科学省

1 趣 旨
 近年、社会環境の変化、学絞施設・設備の多様化・高度化、国民の衛生意識の高まりなどにより、児童生徒が一日の大半を過ごす学杖における環境衛生上の各種問題が指摘されている。
 その中で、特に建物の高気密化や化学物質を放散する建材・内装材の使用等による化学物質の室内空気汚染等が原因とされているいわゆる「シックハウス症候群」について、児童生徒にその症状がある者が報告されており、早急にその実態を把握するとともに対策を講じる必要がある。
  このため、現在の学絞における化学物質の室内濃度や過敏症としてのシックハウス症候群の児童生徒の現状等について調査を行い、その調査結果について分析・研究を行う。

2 実施方法
 別紙の学識経験者等の協力を得て調査研究を行うこととする。

3 その他
 会議の開催日程等については、今後、各協力者と日程調整を行い決定する予定。

(別 紙)

氏   名   現     職
                     
荒 記 俊 一 独立行政法人産業医学総合研究所長
石 川   哲 北里研究所環境医学教授
石 川 哲 也 神戸大学発達科学部教授
市 木 美和子 京都市教育委員会体育健康教育室
養護教諭担当指導主事
逢 坂 文 夫 東海大学医学部地域保健学講師
岸   玲 子 北海道大学医学研究科公衆衛生学教授
斎 藤 育 江 東京都立衛生研究所主任研究員
白 石 美智子 日本学校薬剤師会常務理事
田 辺 新 一 早稲田大学理工学部建築学科教授
土 屋 悦 輝 工学院大学工学部応用化学科講師
内 藤 裕 郎 社団法人日本医師会学絞保健委員会委員
永 井 博 式 岐阜薬科大学教授
西 川 由 浩 埼玉県教育局生涯学習部健康教育課学杖保健技師
西 間 三 馨 国立療養所南福岡病院長
山 本 一 哉 総合母子健康センター愛育病院皮膚科部長