2011年4月30日
WHO 事務局長への手紙への賛同
MCS と EHS を WHO の ICD 10 に登録するよう要請

とりまとめ:安間 武 (化学物質問題市民研究会)
掲載日:2011年5月2日
このページへのリンク:
http://www.ne.jp/asahi/kagaku/pico/sick_school/cs_kaigai/WHO/110430_List_of_Signers_in_Japan.html


 化学物質過敏症(MCS)と電磁波過敏症(EHS)を世界保健機関(WHO)の 国際疾病分類第10版(ICD10) に登録するよう要請するために、スペインの団体(ASQUIFYDE)が中心となり、世界のMCS/EHS 関連団体が世界デーである2011年5月12日付けで WHO 事務局長宛に手紙を提出します。そのために、世界中の関連団体/関係者に手紙への賛同署名の呼びかけがありました。

 日本においては、当研究会が賛同署名の募集の取りまとめを行い、多くのNGOs/専門家の賛同を得て、そのリスト(英文)を4月30日にスペインの取りまとめ団体に送付しました。賛同にご協力くださった方々に、お礼を申し上げます。

■送付した書類
  1. List_of_Signers_in_Japan_1
    賛同くださった日本国内のNGOs 16団体と専門家12名のリスト(英文)です。賛同いただいた団体は、全てNGOs(非政府組織)としてまとめました。

  2. Recognition_of_Chemical_Sensitivity (MCS)_in_Japan
    日本では、2009年10月1日付けで、ICD分類コードT65.9(その他及び詳細不明の物質の毒作用,詳細不明の物質の毒作用)として、標準病名マスターに化学物質過敏症が加えられました。
    本件に関する英文資料の送付を急遽求められたので、ICD分類コードT65.9のウェブ情報を英訳して送付しました。
■参考資料/情報
  1. 2011年5月12日 WHO 事務局長への手紙 環境病 MCS と EHS の認知 (html 版)
    (同 pdf 版)

  2. WHOへの手紙提出手順
    スペインの取りまとめ団体(ASQUIFYDE)から次のような情報を得ました。
    • WHO の公衆衛生・環境部門 Director GeneralであるDr. Maria Neira に5月13日にジュネーブで面会し、手紙と署名簿及び関連文書を渡す。
    • この会談に参加希望の団体は早急にASQUIFYDEに申し出る。
    • 会談後、記者会見(press conference )を行なう。
    • 記者会見の費用 (2,360 ユーロ)を工面中である。

  3. スペインの取りまとめ団体
    ASQUIFYDE (Asociacion para los Sindromes de Sensibilidad Quimica Multiple, Fatiga Cronica y para la Defensa de la Salud Ambiental)
    Presidenta: Francisca Gutierrez Clavero
    www.asquifyde.es
    info@asquifyde.es
    Telf. 652669084


化学物質問題市民研究会
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