SAFENANO 2009年1月23日
フランス政府
ナノ物質の義務的な申告を提案


情報源:SAFENANO 23/01/2009
Mandatory Nanomaterial Declaration proposed by French Government
http://www.safenano.org/SingleNews.aspx?NewsID=590

訳:安間 武 (化学物質問題市民研究会)
http://www.ne.jp/asahi/kagaku/pico/
掲載日:2009年2月12日

 2008年中にフランスで打ち上げられた環境問題に関するナショナル・コンサルテーションへの対応の一部として、1月7日にフランス政府により提案された環境法に対する修正が、ナノ粒子状の物質についての特定の条項を含んで、既存の環境法(Code)(Title II, Part V)の示唆される変更の概要を示している。

 ナノ粒子状物質への暴露から健康と環境へのリスクを守ることに焦点を当てる新たな立法は、ナノ粒子物質を製造、輸入、又は市場に出そうとするものは定期的に、これらの物質の名称(identity)、量及び用途を当局に報告すべきことを提案している。さらに、物質の名称と用途に関する情報は、国家防衛を潜在的に損なわない限り、公開で入手可能となるようにすべきと言明している。

 提案された法案はまた、ナノ粒子物質を製造、輸入、又は市場に出そうとするものは当局の要求によりこれら物質の危険性、及びそれらの危険性を及ぼすかもしれない潜在的な暴露に関する入手可能な全ての情報を提供すべきことを求めている。

 これらの修正を示すオリジナル法案(フランス語)はここから入手できる。



化学物質問題市民研究会
トップページに戻る