化学物質問題市民研究会
2008年5月27日 国際NGOフォーラム報告 廃棄物問題への各国NGOの取り組みと 国際的な展望
また、下記JanJanのページで紹介記事とプレゼンテーションの動画を見ることができます。 http://www.news.janjan.jp/special/0806/0806260625/1.php 【日 時】 2008年5月27日(火)午後6時30分〜9時 【会 場】 東京芸術劇場 大会議室/ 東京都豊島区西池袋1-8-1電話03-5391-2111(代) 【交 通】 JR池袋駅 南口を出て西へ地下道2b出口 (徒歩4分) 【地図】 http://www.geigeki.jp/access.html 【プログラム】 司会:安間 武(化学物質問題市民研究会) 報告: 1.廃棄物貿易の国際的展望とフィリピンの経験 (PDF)--------50分 リチャード・グティエレス(Richard Gutierrez)さん (バーゼル・アクション・ネットワーク(BAN)/アジア太平洋地域 代表) 2.インド・コバラムのゼロ・ウェイスト運動の事例報告 (PDF)---- 50分 ジャヤクマール・チェラトン(Jayakumar Chelaton)さん (サナル(Thanal)代表/インド・ケララ州のNGO) 発表内容のもとである報告書は、当研究会のウェブサイトで翻訳紹介しています。 国際POPs廃絶プロジェクト/コバラムのゼロ・ウェイスト運動の事例研究 入手可能な最良の技術と代替物質に目を向けた革新的な廃棄物管理プログラム 3.BAN の活動: e-Stewards Initiative の紹介 (PDF)---------25分 参考資料:電子機器リサイクル業者の真の責務の誓い 高宮由佳さん (バーゼル・アクション・ネットワーク(BAN/アメリカ)) 4.質疑応答--------------------------------------------25分 報告者紹介
(バーゼル・アクション・ネットワーク(BAN)/アジア太平洋地域(APR)代表)、弁護士。 アメリカのシアトルを拠点とし有害廃棄物貿易を監視するNGO、バーゼル・アクション・ネットワーク(BAN)で2006 年10 月まで活動。 その後フィリピンにBAN-APR を設立し、代表として活動中。アジアの途上国への有害廃棄物輸出問題や、有害廃棄物のフィリピンへの輸出に道を開き、不平等な貿易協定である日比経済連携協定(JPEPA)批准阻止に取り組んでいる。
(サナル(Thanal)代表) インドのケララ州を拠点とする研究と活動のネットワークである サナルを設立。WWFインドにも加入して自然保護運動にも従事。国際的NGO であるGAIA(脱焼却グローバル連合)のボード・メンバーでもある。 ケララ州コバラムでゼロ・ウェイスト運動を指導。現在、農薬エンドスルファンを禁止するための国際キャンペーンに、GAIA、国際POPs廃絶ネットワーク(IPEN)、農薬行動ネットワーク(PAN)等共に積極的に活動している。
(バーゼル・アクション・ネットワーク(BAN/アメリカ)) アメリカの大学院で学び、その後シアトルを拠点とするBAN でスタッフとして活動中。日本政府が推進する3Rイニシアティブの問題について深い見識がある。現在、BAN が北米のリサイクル業者に対して展開しているe-Stewards Initiative(廃電子機器を輸出せず、埋め立てず、適切に処理することを誓わせる運動)を推進中。 |