子どもの健康保護事務所の歴史
■EPA 子どもの環境健康計画を策定する 環境保護局 (EPA) は1995年に、幼児や子どもに対する環境健康リスクをアメリカにおける全てのリスク特性化と公衆健康の規準に反映させることを決定した。 1996年秋以来、EPA は、7段階の ”子どもの健康を環境の脅威から守る国家計画”に従ってきた。 この国家計画はEPAに対し次の項目の実施を求めている。
1997年5月21日、大統領は、”子どもを環境健康リスクと安全リスクから守るための大統領命令” に署名した。この命令は、全ての連邦政府機関が、子どもに対する健康と安全リスクに目を向けて高い優先度に設定すること、子どもの健康に対する研究優先度を調整すること、及び、政府機関の規準が子どもの特別なリスクを配慮することを求めている。 この命令を実施するために、 ”子どもへの環境健康リスクと安全リスクに関するタスクフォース” が設立された。 ■EPA 新事務所を立ち上げる 1997年5月に EPA は、”子どもの健康を環境の脅威から守る国家計画” とともに、大統領命令を実施するべく EPA を支援するための ”子どもの健康保護事務所 (Office of Children's Health Protection (OCHP))” を設立した。 OCHP の使命は、アメリカ中及び世界中で、子どもの健康保護をもって公衆健康と環境保護の基本目標とすることである。OCHP は、子どもを環境健康の被害から守るという EPA の任務を支援し、促進することに協力する。 ■EPA 行動を起す EPAは、国家計画と大統領命令の要求を完全に実施するために必要な措置をとっている。既に実施されたいくつかの例を挙げれば、 3500万人の子どもの保護に資する修正・大気品質規準、1996年安全飲料水条例改正、食品医薬品化粧品条例を改正する1996年食品品質保護条例などがある。 |