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EurActiv 2008年1月18日
EU 廃棄物危機で罰金を科すとイタリアを脅す 情報源:EurActiv, 18 January 2008 EU threatens Italy with fines over waste crisis http://www.euractiv.com/en/environment/eu-threatens-italy-fines-waste-crisis/article-169658 訳:安間 武/化学物質問題市民研究会 http://www.ne.jp/asahi/kagaku/pico/ 掲載日:2008年2月4日 このページへのリンク: http://www.ne.jp/asahi/kagaku/pico/eu/eu/euractiv/080118_Italy_waste_crisis.html 2007年12月以来、有害廃棄物を含む10万トン以上のゴミがカンパニア州のナポリ及びその周辺地域で放置されている。EUは、その不十分な廃棄物法令に対してイタリアに経済的制裁の可能性を含めて、現在の法的措置を続けると約束していた。 関連リンク: 廃棄物全般:Waste Prevention & Recycling ニュース:Italy warned over mounting waste crisis ニュース概要: EU環境委員(EUの環境大臣)スタブロス・ディマスは1月15日に議会で、欧州委員会は”イタリアのEU廃棄物法令違反に対して2007年6月に開始したイタリアに対する制裁を続ける”と言明した。”もし現在のEU法令違反が続くなら、罰金を科すことを含んでEU条約の下で可能な全ての手段を用いて、更なる措置をとる用意がある”と彼は述べた。 2007年夏、カンパニア州地域における前回の廃棄物危機は国際的なニュースとなり、EUの制裁措置を促進した(EurActiv 27/06/07)。 ナポリ市を含むイタリアのカンパニア州地域は定期的に廃棄物の収集及び処分についての危機に見舞われている。悪名高い犯罪組織カモラ(Camorra)がこの地域の廃棄物処分産業の大部分を支配している。報道によれば、この組織は彼らの違法な操業による利益を損なうので、数十年間、環境に適切な埋め立て処分場と焼却設備の建設を邪魔している。 犯罪的行為の証拠はあるが、この状況についてディマス委員は非難の大部分をイタリア当局に向けた。”しばしば憶測として引用される組織的な犯罪が、廃棄物危機のもっと直接的な原因は廃棄物管理の問題を解決するために必要な措置を採用するための行動と意思の欠如であるように見えるという事実を覆い隠すために使用されるべきではない”と彼は述べた。 ディマス委員はまた、”最近ナポリで我々が目撃していることは突然起きたことではない。それは、イタリアが欧州司法裁判所から繰り返し有罪とされてきたことであるが、欧州廃棄物法令を14年以上も適切に実施してこなかったことの積み重ねである”。 しかし、イタリアの現在のロマノ・プロディ首相率いる中道左派政権は9政党の連立政権であり、この状況に対応する能力がないことは明らかである。 さらに、イタリアの司法大臣クレメンテ・マステラがその妻にかけられた収賄の疑惑のために昨日(1月17日)辞任したことは首相周辺に衝撃を与えた。この事態はプロディ政権の弱体な与党連合の存立を脅かしており、マステラ司法大臣辞任もまたプロディ政権からの重要な連合の離反を示す兆候である。 リンク 欧州連合 欧州委員会: Stavros Dimas speech: "Waste situation in the region of Campania" (15 January) 報道記事 Reuters: EU may fine Italy over Naples rubbish crisis (15 January) New York Times: Resignation Weakens Italy’s Government (18 January) 訳注:関連記事 |