EHN 2017年12月22日
ピート・マイヤーズ:科学史を語る
ブライアン・ビエンコウスキー
EHN の創設者が内分泌かく乱科学の歴史を語るために
科学史ポドキャスト(Science History Podcast)を訪問

情報源:Environmental Health News, December 22, 2017
Listen: Pete Myers talks science history
By Brian Bienkowski, Environmental Health News
http://www.ehn.org/pete-myers-endocrine-science-2519169441.html

訳:安間 武(化学物質問題市民研究会)
http://www.ne.jp/asahi/kagaku/pico/
掲載日:2017年12月23日
このページへのリンク:
http://www.ne.jp/asahi/kagaku/pico/edc/USA/171222_EHN_
Listen_Pete_Myers_talks_science_history.html

 EHN の創設者であり首席科学者であるピート・マイヤーズ氏は20年以上、内分泌かく乱問題に関して働いている。

 マイヤーズ氏は、科学史ポドキャスト(Science History Podcast)の新たなシリーズに出演し、内分泌かく乱の分野がどの様に出現し、なぜ彼が科学的コミュニケーションに対して、そのように多くの時間と努力を傾注したのかについて話をした。


科学史ポドキャスト(Science History Podcast)
第1回:内分泌かく乱:ピートマイヤーズのインタビュー
ここをクリック
Episode 1. Endocrine Disruption: Interview with Pete Myers の画面が出るので、▼をクリックして、インタビュー(英語)をお聞きください。

黎明期
 ”それは、シーア・コルボーンさんが1990年代中頃に、化学物質の大量使用により引き起こされるがんの調査活動を五大湖で開始してからことであった。そしてその間に彼女が発見したことは、がんは存在したが多くはないということであった。大事な発見は、明らかに発達のためのホルモン系の機能不全に関連する発育性変形であった”。

 ”そして彼女が目からうろこが落ちる思いをしたことは、それはがんではない;その地域で野生生物の多くの健康問題を引き起こしているのは、ホルモンへのかかわりであるということであった”。

公共政策
 ”先進的科学を化学物質の使用規制に適用するプロセスは驚くほど遅く、その様なペースでは内分泌関連の疾病がどっと押し寄せてくるので、我々は耐えることができない”。

科学コミュニケーション
 ”私は、シーア(コルボーンさん)と一緒に働き、この物質の健康影響を学んだ。そして我々は追加的な定性調査(フォーカス・グループ)と世論調査を行い、我々は、人々に彼らの子どもたちの健康について理解してもらうことができることが分かった”。

 上記のインタビューを聞くか、科学史ポドキャスト(Science History Podcast)のウェブサイトをご覧ください。

関連情報
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訳注;当研究会が紹介したシーア・コルボーンさんとピート・マイヤーズ氏関連情報


化学物質問題市民研究会
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